アネシスMILJØプロジェクト
2025-06-30 12:05:21

熊本で新たな環境プロジェクト「アネシスMILJØ」が始動!地域と共に持続可能な未来を築く

熊本で新たな環境プロジェクト「アネシスMILJØ」が始動!



2025年6月3日、九州大学大橋キャンパスで行われた『アネシスMILJØプロジェクト』の発表会は、持続可能な環境作りへの熱意が詰まったイベントでした。アネシスの常務取締役、薮内真由美さんと、九州大学の木藤健二郎准教授が登壇し、これからの未来に向けた環境活動を語りました。

アネシスMILJØプロジェクトとは



「MILJØ(ミリヨ)」はノルウェー語で「環境」を意味します。本プロジェクトは「地球に沿う」をテーマとし、地域とともに環境を守るための取り組みを行っています。特に重要なのは、環境に優しい外構や庭づくりに焦点を当てた第一弾の活動です。

発表の中で、薮内は「我々は単なる企業ではなく、持続可能な地球環境を守る責任がある」と語り、プロジェクトの背景には、地下水保全やSDGsに基づく価値の認知の難しさなど、さまざまな課題があることを伝えました。

“土中環境”の新たな可能性



続いて、木藤准教授が「土中環境の可能性」について詳しく説明しました。彼の提唱する「土中の水のみち」は、水が浸透しにくい土壌の改善に役立つ方法です。具体的には、杭を打ち込んだ穴に石や藁を詰めることで、水や空気が通りやすくし、植物の育成を助ける仕組みを導入しています。また、砂利と土を混ぜた雨庭を設けることで、災害時の水害リスクを低減させる効果も期待されています。

地表でも「水の循環」を大切にし、住宅地全体で水の流れを分散させる取り組みが進められています。木藤氏は、過去のノルウェーのプロジェクト事例を紹介し、自然や人々との共生を目指した景観デザインの重要性について語りました。

モデルハウスと分譲地のご紹介



最後に、薮内氏からは実証モデルハウスと分譲地についての発表がありました。2025年6月に完成予定の「シャルムコート北区飛田7号地モデルハウス」では、杭打ちや雨庭整備によって「水のみち」をデザインしています。また、8月に完成予定の分譲地「アクアガーデン富合」では、全9区画にわたりMILJØのコンセプトに基づいた独自の外構デザインを施し、緑豊かな街を目指します。

参加者の反響



参加者からの質問や意見が活発に交わされ、熱心な議論が展開されました。このような取り組みが広がることで、地域の未来がどのように変わっていくのか、私たちも注目していきたいと思います。環境を考える新しい風が、熊本から生まれています。今後の展開に期待が高まります。


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