地域企業との授業
2025-12-12 13:43:23

地域企業と連携した特別出張授業が入間市で開催される!

入間市で特別出張授業が実施!



2025年11月27日、12月3日の2日間にわたり、入間市の小学校でセブン‐イレブン・ジャパン、入間市、株式会社中村屋による特別な出張授業が開催されました。子どもたちに「商売の面白さ」と「地域経済のつながり」を体験するこの授業は、特に探究学習が重視される現代において、地域に根差した企業との交流を通じた学びの場として重要な意義を持っています。

授業の目的と背景



文部科学省が推奨する探究学習の中では、子どもたちが実社会の課題に触れ、主体的に学び続ける姿勢の育成が求められています。しかし、地域の企業と連携することや、地域資源を活用することは、多くの学校現場にとって課題となっています。そこで、セブン‐イレブン・ジャパンは2025年2月に締結した入間市との包括連携協定を基に、官民が協力してこの課題に取り組むことに決めました。さらに市内に中華まん製造工場を持つ中村屋の協力を得て、地域に根付く企業との交流によって、「製造→流通→販売」というビジネスの流れを子どもたちに直に体験させることが可能となりました。

授業の内容



出張授業は、セブン‐イレブンの近隣店舗オーナーと同社の社員が講師を担当しました。近隣店舗オーナーは、子どもたちに「お客様に喜ばれるためにはどうすればよいか」という視点から接客の大切さを伝えました。また、同社社員は中華まんが店舗に届くまでの工程について説明しました。この体験型のアプローチにより、子どもたちはただ聞くだけでなく、実際に質問をし、授業に参加することで学びを深めました。

具体的なプログラム



授業は以下のような流れで進行しました:
1. セブン‐イレブンのお仕事とお店作りの工夫についての講義
2. 接客の重要性に関する説明
3. 中華まんが店に届くまでの工程解説
4. 中華まんの試食
5. 質疑応答

実施場所は、11月27日が入間市立藤沢東小学校、12月3日が藤沢北小学校で、この日に持たれた講座は、食品ロス対策をテーマにしたSDGs講座も含まれていました。

子どもたちの反応



授業を受けた子どもたちからは「いつも買うコンビニの商品が誰かの工夫によって作られていることに気づいた」「入間市の肉まんが全国で売られていることに驚いた」といった感想が寄せられ、地域での学びの重要性を感じることができたようです。また、「おいしい中華まんを作るための工夫について知れて楽しかった」と言う声も上がり、楽しい環境での学びが印象的だったことが伺えます。

まとめと今後の展望



セブン‐イレブン・ジャパンは、今後も「地域とつながり、想いを伝える」ことをテーマに、全国の子どもたちが社会課題を学ぶ機会を提供し続けていく計画です。出張授業を通じて、地域の仕事や企業に対する理解が深まることで、子どもたちの未来に対する視点が広がることを期待しています。これからもこのような取り組みが広がっていくことを祈っています。


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