女子高生の飲料選びは「ガチの味」を重視
近年、SNSでの映映りを重視する傾向が見受けられたZ世代ですが、女子高生の飲料選びは意外にも「味」を重視していることが明らかになっています。株式会社with tが運営する「女子高生ラボ」は、今回100名の現役女子高生を対象に行った飲料に関する調査から、彼女たちの購買行動の真実を探ります。
コンビニ一強時代
調査結果によると、女子高生の飲料購入場所は50%が「コンビニ」と答え、他の選択肢を大きく引き離しました。通学路に位置するコンビニの利便性が、彼女たちの首をかしげることなく飲料を手に取らせる決定的要因となっています。さらに、週3回以上飲料を購入している層は38%に達し、このデータはコンビニでの彼女たちの購買力の重要性を物語っています。
SNS映えより「味」と「コスパ」
新たな飲料選びでは「味やフレーバー」が54%の女子高生にとって最も重視されているポイントです。この傾向は、かつての「パケ買い」や「SNSでの話題性」といった基準と比べると、明らかに変化していることを示しています。味の良さや価格の安さが彼女たちの購買決定において最も重要な要素となっていることが確認されました。
シーン別の飲み分け
日常的に選ばれる飲料は「水・お茶(56%)」が主流ですが、シーンによってその選択は劇的に変化します。勉強中は「コーヒー・紅茶」が26%に上昇し、カフェインで集中したいというニーズが見えます。また、運動をする際には「エナジードリンク・栄養ドリンク(16%)」に注目が集まり、必要なエネルギーを瞬時に補うための選択がなされています。
思わず買ってしまった飲料
最近、女子高生たちが衝動買いした飲料には二つの流れが見られます。一つは日常のついで買いで、「午後の紅茶」や「綾鷹」などの安心感を与える飲料です。もう一つは、ご褒美やリフレッシュとして「アサイースムージー」や「ゴンチャ」「スターバックス」など、特別感のある飲料への関心です。特に「アサイー」等の健康志向の商品への反応は顕著であり、トレンドを意識した購買行動が伺えます。
編集部の考察
今回の調査から、女子高生たちは「コンビニを冷蔵庫のように利用している」ことが分かりました。購入時の決め手は味への信頼であり、新商品開発や販促戦略には具体的な利用シーンに基づく提案が有効です。たとえば、勉強時に最適な「勉強専用紅茶」や、運動後の「リカバリー・エナドリ」といった、ターゲットを絞った商品展開が期待できるでしょう。
販売中の飲料も「パケ映え」よりも果実味や濃厚さなど、味のインパクトを強化することがカギとなります。また、「セブンのプライチ」など、コストパフォーマンスと新しさを兼ね備えた施策が高い効果を上げることが期待されます。
女子高生が求める本質的な価値やトレンドを理解し、商品やプロモーションに応じた戦略を展開することが、今後の成功に繋がります。
調査概要
調査名:女子高生の飲料購買に関する実態調査
調査期間:2026年3月10日(火)〜3月13日(金)
調査手法:『女子高生ラボ』公式Instagramによるアンケート調査
有効回答数:100名
実施主体:株式会社with T『女子高生ラボ』
女子高生ラボは、現役女子高生たちが提案するリアルなトレンドやインサイトを基に、若年層向けのマーケティング施策をサポートするプラットフォームとして、今後も注目され続けることでしょう。