企業の壁を越えたLGBTQ理解促進イベント「We are “Rainbow”」
2023年6月3日、東京都中央区のファミリーマート晴海センタービル店にて、ファミリーマートとコカ・コーラ、チェリオ、クリートによる初の共同キャンペーン「We are “Rainbow”」が発表されました。このイベントの目的は、LGBTQへの理解を深めることと、より良い社会を目指すことです。
イベントの背景と目的
ファミリーマートは、6月に行われる「プライド月間」に合わせて、すべての人が自分の個性を大切にできる社会を目指しています。「We are “Rainbow”」というテーマの元、LGBTQの理解者や支援者であるALLYの輪を広げるための活動を行っています。
企画では、特別にデザインされたレインボーカラーのロゴが入った商品が発売され、ファミチキ袋にも新しいリボンが使用されました。また、指定された商品の購入者には、オリジナルのステッカーがプレゼントされる企画も行われました。
お披露目会の様子
イベントでは、ファミリーマートの大橋結実子さん、土濃塚友李さん、さらにコカ・コーラの林真伸さん、クリートの佐藤飛鳥さん、女装パフォーマーのブルボンヌ氏が登壇し、それぞれの思いやキャンペーンの意義について語りました。
特にブルボンヌ氏は、LGBTQへの理解を促進するために企業が協力していることは非常に重要であると強調し、商品の背景に込められたストーリーを知ってもらえればとコメントしました。
各社の想い
コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、社員によるデザインが採用されたステッカー制作への参加を通じて、誰もが自分のペースで前進できる社会を目指すという思いを語っています。また、クリートもレインボーカラーを用いたグミの商品展開を通じ、LGBTQに関する理解を深める機会を提供できることを願っていると述べました。
チェリオでは、ファミリーマートの取り組みに共感し、参加できたことを嬉しく思っています。「レインボーリボン」がついたライフガードのパッケージがより多くの人に手に取られることを期待しています。
期待される影響
ファミリーマートの取り組みにより、企業間の壁を越えた連携が生まれることは、LGBTQへの理解を深め、よりインクルーシブな社会を目指す大きな第一歩となります。参加した全ての企業が、この活動を通じて少しずつでも意識が高まることを願っています。
LGBTQに対する偏見や差別が少なくなる社会を願い、このキャンペーンが多くの人々に影響を与えることでしょう。私たち一人ひとりが「それぞれのペースで生きる」ことができる社会を実現するために、今後もこのような機会が増えていくことを期待しています。
まとめ
「We are “Rainbow”」キャンペーンの発表は、企業の垣根を越えてLGBTQの理解を広げる新たな試みとして、注目を集めています。今後の取り組みがどのように展開され、どのように社会に影響を与えていくのか、注視していきたいと思います。