SDGs教育の拠点
2025-12-18 17:11:31

熊本に新たなSDGs教育の拠点、ミライパークが始動!

熊本に新たなSDGs教育の拠点、ミライパークが始動!



熊本県・阿蘇くまもと空港近くに位置する『くまもとSDGsミライパーク』では、新たな試みとして学生が中心となるSDGsプロジェクトのサポートを開始しました。この取り組みは、東海大学が支援する「紡ぎで紡ぐ羊プロジェクト」と連携し、廃棄される羊毛を利用したハンドメイドアイテムの販売を通じて、持続可能な社会の実現に貢献することを目的としています。

プロジェクトの概要と背景



『くまもとSDGsミライパーク』は、教育テーマパークとしての要素を持ち、県内外から訪れる修学旅行や社会科見学の児童・生徒を対象に、SDGsに関連する探求学習を行います。それに加え、地域の未来を担う子供たちへの実践教育や、企業及び自治体の取り組み情報を発信する役割も担っています。

プロジェクトの第一弾として、ミライパーク内に新設された常設スペースでは、学生たちが廃棄羊毛で制作したマスコットやコースターを販売。その売上の一部は、学生たちの意向を受けて、慈善団体『公益財団法人 肥後の水とみどりの愛護基金』に寄付されます。

目録贈呈式の開催



12月16日には、目録贈呈式がミライパークで行われ、プロジェクトメンバーや肥後の水とみどりの愛護基金の事務局長ともに参加し、この新たな試みがスタートしました。会場では、東海大学の学生、法人の代表、ミライパークの館長が集まり、意義深い瞬間を共有しました。

「紡ぎで紡ぐ羊プロジェクト」とは



このプロジェクトは、東海大学の学生が中心となり、地域貢献を目的に立ち上げられました。学生たちは、阿蘇の羊飼育から得られる廃棄羊毛を活用し、マスコットやコースター、毛糸を制作。染色に関しては、地域の食材で出た残り物を利用することで、環境に優しい製品を生み出し、製作した商品は地域のイベントで販売されています。

今後の展望



ミライパークでは今後も教育プログラムや企業との連携を強化していく予定であり、子供たちのSDGsプロジェクトを支援する場を提供していく予定です。作品の展示や販売、研究発表が行われるほか、セミナーなども開催し、SDGsの知識を深められる機会を提供します。

特に、今後の運営には、プロジェクトを支援している株式会社肥後銀行との連携が重要な役割を果たすと考えられています。企業と学生団体がつながる場を設け、地域社会の持続可能な発展に向けたさらなる貢献を目指します。

施設の概要



『くまもとSDGsミライパーク』は、平日と週末に開館しており、様々な体験ができるプログラムが用意されています。入館料は500円で、ワークショップは別途1500円からの受講料が必要ですが、一般の来館者はさまざまな情報を得られることができます。この施設は、地域貢献の新しい形を探る重要な場となることでしょう。

お問い合わせ



詳細については、以下の連絡先までお問い合わせください。


今後の活動に期待が高まる中、学生たちの挑戦がどのように地域社会に影響を与えていくのか、注目していきたいところです。


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