アルサーガパートナーズがベネッセのDX人材育成講師に就任
企業のDX推進を支援するアルサーガパートナーズ株式会社は、株式会社ベネッセコーポレーションが運営するDX人材育成サービス「BUSINESS ONLINE CAMPUS」の認定講師に、新垣拓朗氏と藤本佑樹氏が就任することを発表しました。これにより、両社がそれぞれの強みを活かして、より実践的な人材育成を加速させることを目指します。
DX人材育成に関する背景
デジタルトランスフォーメーション(DX)が進む現代において、多くの企業がDX人材の育成を急務としています。しかし、従来の受講形式では知識をインプットするだけで、実際の業務への応用が難しいという問題が存在していました。ベネッセの「BUSINESS ONLINE CAMPUS」では、オンラインで評価の高い講師のコンテンツを使用し、受講者同士の実践演習を組み合わせた新しい形の学習サービスを提供しています。
伴走型の学習が実現する変革
新しいカリキュラムの最大の特徴は「伴走型」の学習スタイルです。これは、受講者が知識を学びながら、講師や他の受講者と対話し、実際の業務に応用することでインプットとアウトプットを連動させることを可能にします。このアプローチにより、短期間での実務レベルの向上が期待されます。
アルサーガパートナーズのコンサルタントが参加することで、現場での最新の知見やノウハウがカリキュラムに生かされ、より効果的なDX人材育成に繋がることが見込まれています。
講座の具体的内容
新垣氏と藤本氏が担当する講座は、実務に即した内容となっています。たとえば、プロジェクト計画書の完成を目指す業務改革の講座では、現場やDX推進部門のリーダーを対象に、具体的なスキルが身につく内容になっています。また、業務フローの描き方や課題発見から施策立案までの実践的なスキルも学べる講座も用意されています。
講師のプロフィール
新垣 拓朗
慶應義塾大学を卒業後、電機系企業で商品企画を担当。続いて専門商社で中国の現地法人の立ち上げを含む経験を経て、外資系コンサルティングファームで新規事業やDXプロジェクトの統括を行いました。現在は、生成AIと自身の経験を活かし、業務効率化やサービス開発に参加しています。彼は、「DXはツール導入だけで終わらず、ビジネスモデル全体を変革する挑戦である」と述べています。
藤本 佑樹
岡山大学大学院修了後、自動車部品メーカーで商品企画や製品開発を担当。その後外資系コンサルタントとして、製造業向けの業務改革やDX推進を支援してきました。藤本氏は、「生々しい現場の実態やテクノロジーの動向を踏まえた実践可能な知識を提供したい」との意気込みを語っています。
今後の展望
アルサーガパートナーズとベネッセは、それぞれの強みを活かし、企業の人材育成に新たな価値を共に創造していく考えです。今後も両社は日本のビジネスパーソンに対してスキルアップおよび企業のDX推進に貢献していくことを目指します。
企業のDX推進を加速させることが期待される新たな取り組み。今後の動向にも注目です。