熊本県の幸福度ランキング2025が発表されました
このたび大東建託株式会社が実施した、「いい部屋ネット 街の幸福度ランキング2025」と「住み続けたい街ランキング2025」の結果が公開されました。これらの調査は、過去5年間にわたる居住満足度に基づき、熊本県内の各地域の魅力を測るものです。
街の幸福度ランキング
まず、「街の幸福度ランキング」では、菊池郡菊陽町が5年連続で1位に選ばれました。菊陽町は、居住者が感じる「住みここち」や「住み続けたい街」といった指標で5つのランキングすべてでトップ5に入る高い評価を得ています。これに続く2位には熊本市西区、3位には上益城郡御船町が選ばれました。特記事項として、昨年までは評価が公表されていなかった球磨郡あさぎり町が、なんと今年度は見事に10位にランクイン。これは地域の魅力が高まっている証拠とも言えそうです。
住み続けたい街ランキング
次に、住み続けたい街のランキングでは合志市が5年連続で1位を獲得しました。この町は、高い幸福感を持つ街として唯一、偏差値70台という素晴らしい評価を受けています。2位は熊本市西区、3位は昨年6位から順位を上げた上益城郡御船町という結果に。興味深い点は、今年の「住み続けたい街」のトップ5と「街の幸福度」のトップ5が重なっていることです。これはこれらの街が、住む人にとって非常に魅力的であることを強調しています。
調査の手法と結果
調査は株式会社マクロミルのオンラインモニターを利用し、20歳以上のすべての男女を対象に行いました。調査の結果、2021年から2025年までに9,354名が回答し、深く掘り下げた意見が集まっています。特に、幸せや住み続けたいと思う気持ちを10段階評価や5段階評価で測定した結果、居住者の心の声が如実に表れています。
松沼市が「街に愛着がある」で1位に選ばれたことも注目に値します。このように、住む街への愛着や誇りが感じられる調査結果は、地域振興の契機になるかもしれません。
今後の展望
さらに、2025年の調査結果を元に、各自治体は今後の政策を見直し、地域づくりを進める重要な指針とするでしょう。具体的な数値に基づいて住民の意見を反映することは、住みやすい街づくりに向けての第一歩です。これを機会に、地元の魅力再発見や住民同士の交流を推進し、より充実した地域社会の構築を目指していきたいものです。
熊本県内の各地域が持つ独自の魅力や居住環境が、今後ますます向上していくことを期待しましょう。私たちが暮らすこの町が、より素敵な居場所となるために、今後とも注目していきます。