熊本県甲佐町とフォーバルがESG推進で包括連携協定を締結
2026年1月16日、熊本県の甲佐町と株式会社フォーバルが、ESG(環境・社会・ガバナンス)に基づいた地域づくりを目指して包括連携協定を締結しました。この協定は、甲佐町の町長である甲斐高士氏とフォーバルの代表取締役社長中島將典氏のもとで結ばれ、地域の持続可能な発展を協力して進めていくことを目的としています。
協定の背景と目的
最近、甲佐町では若年層の域外流出が深刻な課題となっています。少子高齢化や核家族化が影響しており、町の未来を支える若者たちがここで学び、働き、住みたいと思える環境を整える必要があります。また、社会や経済の変化に対応した地域づくりが求められており、ESGの視点を取り入れた取り組みが急務となっています。これを受けて、甲佐町とフォーバルは中学校と高校を中心としたESG人材の育成、地域の課題解決に共同で取り組むことを決定しました。
本協定は、自治体と民間企業の連携としてはまだ限られた先進的な取り組みであり、将来的には甲佐町で育った子どもたちが地域を活性化することで持続可能な社会の実現を目指します。
具体的な協力内容
フォーバルと甲佐町は、以下の分野で協力することを約束しました。
1.
ESGに基づく教育の推進
教育の現場にESGの視点を取り入れ、学生たちが持続可能な社会について学ぶ環境を整えます。
2.
中小企業のESG経営支援
中小企業がESG経営に取り組めるよう、研修や助言を通じて具体的な支援を行います。
3.
地域活性化のための取り組み
住民の意見を反映させ、本協定を基にしたさまざまな地域活性化プロジェクトを実施します。
双方の期待
町長の甲斐氏は、「この協定を通じ、地域住民に寄り添いながら、相互信頼を構築し地域課題に取り組んでいきたい」と語っています。
また、フォーバルの中島社長も「地域の経済活性化を図るため、様々な企業と連携しながら、持続可能で実効性のある支援を進めていきたい」との意気込みを示しています。
まとめ
ESG経営は今や企業や地域の成長に欠かせない要素となっています。フォーバルと甲佐町の連携は、この取り組みを地域に根付かせるための重要な第一歩です。未来を担う子どもたちが安心して学び、働き、住み続けられる町づくりを目指すこの協定の成果に期待が寄せられています。選ばれる地域となるためには、教育、産業、地域づくりが一体となった取り組みが必要です。この共同の努力により、甲佐町はESG先進自治体を目指すことで、他の地域にも良い影響を与えることとなるでしょう。