詩集『すきがいっぱい』
2025-12-12 14:15:53

詩人・谷川俊太郎と作家・西加奈子の共作詩集『すきがいっぱい』とは

詩集『すきがいっぱい』の魅力



2025年12月15日に発売予定の詩集『すきがいっぱい』は、詩人・谷川俊太郎さんと直木賞作家・西加奈子さんが手掛けた作品です。今回、この詩集は発売前から異例の重版が決まったほどの人気を誇りますが、その背景にはどのような魅力があるのでしょうか。

谷川俊太郎と西加奈子の往復書簡



本書は、保育雑誌『PriPri』で連載されていた「詩のこだま」を元にしています。この連載では、谷川俊太郎さんが詩を作成し、それに対して西加奈子さんが応答する形で進められてきました。2022年5月号から始まり、2024年8月号まで、2年以上にわたって続けられた交流は、多くの読者の心に響く内容でした。

特に注目すべきは、2024年11月に谷川さんが逝去される数か月前に書かれた最後の詩「すき」です。これに対する西さんの書き下ろしの返詩が「すきがいっぱい」となり、二人の「すき」が重なっているタイトルに感動を覚えます。

言葉の力を子どもたちに



『すきがいっぱい』は、初めて言葉に触れる子どもたちに向けられた作品として、多くの大人たちにも共鳴する作品です。言葉に対する興味を引き起こすだけでなく、強いメッセージを持っています。ここでは、詩に込められた趣旨や、子どもたちの心に響く要素が重要視されているため、詩集は子どもたちにとっても大切な成長の一部となるでしょう。

視覚的楽しさも



また、この詩集には西加奈子さんが描き下ろした挿画が収められており、詩を視覚でも楽しむことができます。絵は子どもたちの想像力をかき立てる要素ともなり、言葉と絵の共同作業で新たな感動を呼び起こします。さらに、装丁は鈴木成一さんによって手掛けられており、視覚的な美しさも追求されています。

限定特典の魅力



全国の紀伊國屋書店では、本書を購入した際にオリジナルカードがプレゼントとして配布されます。この特典は数量限定で、早めの購入が推奨されているため、ぜひお早めに。

また、対象の書店で文庫本を購入すると、西加奈子さんのイラストと鈴木成一さんのデザインによるオリジナルブックカバーも手に入れるチャンスがあります。こちらも数量限定ですので、早めの訪問が鍵となります。

発刊に向けて



この作品は、単なる詩集ではなく、多様な楽しみ方が可能な作品です。詩に触れながら、大人も子供も楽しめる内容が盛り込まれています。谷川俊太郎さんと西加奈子さんの志を受け継いだ一冊として、多くの方に手に取っていただければと思います。

本書情報


  • - 著者: 谷川俊太郎/西加奈子
  • - 発売日: 2025年12月15日
  • - 価格: 1,870円(税込)
  • - 仕様: B5変型・56ページ
  • - 発行: 株式会社世界文化社

この詩集が、子どもたちにとって、言葉の楽しさや豊かさに気づく大きなきっかけになることでしょう。期待が高まる『すきがいっぱい』にご注目ください。


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