熊本高専の快挙
2025-12-10 15:51:51

熊本高専がロボコン大賞を受賞!全国高専ロボットコンテスト2025の快挙

熊本高専が全国高専ロボットコンテスト2025で大賞受賞



令和7年11月16日、熊本高等専門学校(熊本高専)は全国高専ロボットコンテスト2025において、熊本キャンパスチームが「ロボコン大賞」を、八代キャンパスチームが特別協賛賞を受賞しました。この大会は、全国から選ばれた25チームが参加し、自ら考えたロボットで技術力を競う重要なイベントです。

高専ロボコンとは?



高専ロボコンは1988年に始まり、2025年で38回目を迎える全国規模の教育イベントです。参加者は物作りの楽しさを体験し、発想力や技術力を身につけることが求められます。今回の競技名は「Great High Gate」。ロボットがボックスを積み上げてゲートを作る競技です。観客を驚かせるような高いゲートの設置を目指します。

熊本キャンパスチームの活躍



熊本キャンパスのロボット「強奪名星(ロブスター)」は、左右に大きなアームと吸盤を持ち、迅速に対応できる特長を持っています。全国大会に向けてさらにゲートを高く積み上げるために改良を重ねてきました。

本戦ではシードチームとして出場し、初戦では旭川高専と対戦しましたが、通信トラブルに見舞われ、惜しくも敗退。しかし、その戦いぶりは殊勲で、ワイルドカード枠に選出されたことで準々決勝へ進出しました。

準々決勝では、富山高専と接戦を繰り広げ、操作技術で能力を見せつけ、勝利を収めました。準決勝も勝ち抜き、決勝では再び旭川高専と対戦。大会最大の4m20cmのゲートを完成させるも、あと一歩及ばず、敗れましたが、「ロボコン大賞」を獲得するという大きな成果を成し遂げました。

八代キャンパスの挑戦



一方、八代キャンパスの「建築は旋門凱」は、高速ステアリングホイールと吸盤ユニットを駆使してボックスの積み上げを試みました。1回戦では惜しくも敗れたものの、その大胆な挑戦が評価され、特別協賛賞を受賞しました。

熊本高専ロボコン部の未来



熊本高専ロボコン部は、両キャンパスがそれぞれ協力し合いながら活動しています。技術力の向上を図るため、機械設計やプログラミングのスキルを代々伝承して、強いチーム力を築いてきました。また、地域貢献活動として中学生向けロボコンやオープンキャンパスなどを通じて、次世代の技術者を育成しています。

部の活動の成果として、全国大会8年連続出場、3年連続準優勝という輝かしい記録を残しています。今後も全国制覇を目指し、地域や若い世代への技術教育支援を一層推進していく方針です。

熊本高専の概要



熊本高等専門学校は、昭和18年に設立された熊本無線電信講習所を起源とし、後に再編統合されて2009年に設立されました。熊本と八代の2つのキャンパスに6学科・2専攻を持ち、実践的な技術者の育成に力を入れています。今後も地域社会への貢献とともに、高度情報専門人材の育成を強化するため、教育体制を見直す予定です。

URLもチェックして、熊本高専についてもっと知ってください!公式サイト


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