熊本地震とこころのケア
2026-08-07 18:47:35

熊本地震被災者へのこころのケア支援を強化する日本赤十字社の取り組み

熊本地震被災者へのこころのケア支援を強化する日本赤十字社の取り組み



令和8年7月28日、熊本県で発生した震災から早くも10日が経過しました。この間、多くの方々が避難所や自宅、車内で不安な日々を送っています。余震が続く中、身体的なけががない方でも、精神的なストレスや孤独感を抱えることは珍しくありません。これらの後遺症に対処するため、日本赤十字社(以下、日赤)は、「こころのケア」に焦点を当てた支援を実施しています。

こころのケアの重要性


日赤は、災害時におけるこころのケアが「必須の支援」であると認識しています。発災直後には被災者同士の助け合いや支援が広がり、一定の心理的安定を保つ「ハネムーン期」もありますが、その後は生活環境が厳しくなっていくことから「幻滅期」に突入しやすくなります。このような心理的変化は個人によって異なり、支援内容も多様化が求められます。

日赤の施策


日赤は、避難生活を送る被災者や支援者に向けて、心理社会的な支援を導入しています。具体的な活動には次のようなものが含まれます:
  • - リラクゼーション支援(ハンドケアや足浴など)
  • - 子ども向け遊び場の設置
  • - ストレス対処法の情報発信
これらは単に心を支えることだけでなく、必要に応じて専門機関への紹介を行うことも含まれています。

日赤の活動の基本は「サイコロジカル・ファーストエイド(PFA)」という考え方に基づいています。「みる」「きく」「つなぐ」を原則に、専門家だけでなく周囲の人々ができるサポートを重視しています。この取り組みは、被災者の人々の気持ちに寄り添った柔軟な支援を実現する取り組みなのです。

現地派遣と今後の展望


日赤は、8月6日から岡山赤十字病院の深松医師を現地に派遣し、こころのケアに向けたアセスメントを実施しています。これからもこころのケア班を被災地に派遣し、復旧・復興を支える活動を行っていく予定です。支援を行う行政職員やボランティアもまた過酷な状況に置かれているため、彼ら自身の心の健康も大切に考えています。

取材のご案内


災害時のこころのケアや今後の活動に関する取材を希望される方は、是非広報室にお問い合わせください。深松医師が具体的な取り組みや注意点についてのコメントに対応します。

終わりに


現在、被災地の環境は非常に厳しいものになっていますが、日赤のこころのケア活動は、被災者の精神的な健康を支える重要な役割を果たしています。私たちも、地域からこの支援が続くことを応援し、復興へと繋がる希望の光となることを願っています。


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