FamilyMartVisionが放送局との連携を開始！地域情報をリアルタイムで配信

新たな情報発信モデル、FamilyMartVisionが始動

全国のファミリーマート店舗に設置されているデジタルサイネージ、「FamilyMartVision」が、新たな試みとして放送局のコンテンツをリアルタイムで配信するサービスを開始します。この取り組みは、株式会社ゲート・ワンが手がけるもので、全国47都道府県の店舗で活用できるメディアの新しい形を目指しています。

連携の背景と目的

株式会社ゲート・ワンは、同社が設置したデジタルサイネージを通じて、お客さまにエンターテイメント、地域情報、ニュースなどの映像コンテンツを提供しています。今般のサービス開始に際し、放送局側のサーバーとゲート・ワンのコンテンツ管理システムをAPIで連携し、よりスムーズかつ効果的な情報発信を実現することを目指しているのです。

第一弾として、石川県を拠点とする北陸朝日放送（HAB）との連携を行い、2025年5月13日から6月9日までの期間において、北陸地方のファミリーマート店舗にて『HABニュース』の試験配信を実施します。この実験的な配信では地域密着型の番組を来店客にお届けし、地域の情報をリアルタイムで反映したコンテンツを発信します。

実証実験の内容

今回の実証実験では、HABのアナウンサーが出演する地域情報コンテンツが流れるほか、AIカメラ計測や来店客へのアンケート調査を通じて、視認率や視聴時間、さらには購買行動への影響を多角的に分析していく予定です。これにより、店舗メディアの効果を具体的に評価し、より良質なコンテンツ提供に繋げたい考えです。

今後の展開

ゲート・ワンは、今回の取り組みを足がかりに、全国各地の放送局やメディアとの連携を強化し、リアルタイムで連携型のコンテンツ配信を広げていく方針です。これにより、ファミリーマート店舗を訪れるお客さまにとって、価値のある情報を提供し続けることが期待されます。

今後、地域に根ざした情報発信が促進されることで、ファミリーマートは単なる買い物の場だけでなく、地域情報のハブとしての役割も果たすことになるでしょう。デジタルサイネージを活用したこの取り組みは、他の企業やメディアにも広がりをみせ、新たな広告展開や顧客との接点を生み出す要素となるはずです。

配信期間と詳細

配信期間は2025年5月13日（火）～6月9日（月）。北陸朝日放送のコンテンツ配信は、FamilyMartVisionが設置されている店舗に限定されるため、訪問する際はぜひ確認してみてください。

より詳細な店舗情報や配信内容については、公式サイトで確認できます。地域密着型の新しい情報発信を、ぜひこの機会に体験してみてください。