熊本大学が誇る新たな米焼酎 "ときのかおり"
熊本の風土を生かした新しい米焼酎、「ときのかおり」が令和7年5月27日(火)に発売されます。この焼酎は、熊本大学の研究グループが開発した最新の「分裂酵母Kumadai株JAPONICUS M23」を使用しており、吟醸香を楽しめる本格的な味わいが特徴です。
背景と開発の経緯
熊本大学は長年、米焼酎やクラフトビールといった新製品の開発に取り組んできました。谷時雄特任教授が指導するこのプロジェクトでは、分裂酵母Kumadai株を活用し、地元の特産物を生かした商品が誕生しました。前回のリリースからも進化した今回の製品には、異なる種類の分裂酵母を用いることにより、バリエーション豊かな風味を実現しています。
製品の特徴
「ときのかおり」には3つの異なる味わいがあり、全て数量限定での販売となります。さらに、「ときのかおり」の原酒版も同時にリリースされるため、従来の焼酎ファンにも新しい驚きを提供します。すべての製品は、人吉市に所在する深野酒造株式会社によって製造されており、1823年の創業以来の歴史を持つ伝統のある酒蔵です。
どこで買えるの?
この新しい米焼酎は、熊本大学生活協同組合をはじめ、鶴屋百貨店、ゆめマート、熊本空港、熊本駅、さらには観光施設など、幅広い場所で購入できます。多くの方に手に届くことで、地域の特産品への関心を高めたいと考えています。
研究活動への貢献
ちなみに、本製品の売上の一部は熊本大学の研究基金に寄付され、今後の研究活動の推進に寄与されます。地域の活性化と共に、大学の研究への支援も行うという、まさに一石二鳥の取り組みです。
デザインにも注目
製品のラベルは、熊本大学教育学研究科に在籍する梅木久美日さんが手掛けています。洗練されたデザインは、飲む楽しさを一層引き立てます。
まとめ
新しい「ときのかおり」は、熊本大学と深野酒造の技術の結晶です。美味しいだけではなく、地域と大学をつなぐ架け橋と成り得るこの焼酎を、皆さんもぜひ味わってみてください。発売日を楽しみにお待ちください!