再春館製薬所が提案する健康的な家「ポジティブエイジハウス」
再春館製薬所とLib Workが共同で開発した「ポジティブエイジハウス」が、熊本県合志市に新たにオープンします。この住宅は、健康寿命を延ばすための住環境と、自己回復力を育むことを目的に設計されています。販売開始は2025年4月26日からです。
再春館製薬所の背景
再春館製薬所は1932年に創業した漢方の製薬会社で、「自己回復力」を重視した製品開発を行っています。自身たちの理念である「人間も自然の一部」という考え方に基づき、身体と心の健康を支援する製品を展開しています。最近の「ポジティブエイジカンパニー宣言」では、自己回復力を重視した取り組みをさらに推進し、世代や性別を問わず、明日が楽しみと思える毎日を提供することを目指しています。
健康寿命を促進する住環境
「ポジティブエイジハウス」では、住むことで自己回復力が育まれるよう配慮されています。日本人が家で過ごす時間が人生の3分の2に相当するとされ、住環境が健康に与える影響は無視できません。この住宅は、快適さだけでなく、健康的な生活を実現するための工夫が施されています。例えば、室内で四季を感じられる設計や、自然との共生を意識したインテリアデザインが特徴です。
「ポジティブエイジハウス」の特徴
このプロジェクトでは、次の三つの特長が約束されています。
1.
生体リズムを整える
- 「サーカディアン照明」と呼ばれる調光システムが導入されており、自然の光と調和することで心地良い生活サイクルを提供します。また、パッシブデザインにより、外部とのつながりを感じる空間が実現されています。
2.
運動を組み込んだ生活導線
- フローリングには「なぐり床」を採用。これは足裏に適度な刺激を与え、自然と身体を動かせるように工夫されています。浴室へのアクセスが良好なバルコニーや、癒やしの要素を持つ暖炉も設置されています。
3.
サステナブルな素材の使用
- 九州産の建材やリサイクル素材を活用し、地域環境の保全と住まう人の健康を両立させています。
今後の展開
再春館製薬所とLib Workは、今後九州全域、さらには全国への展開を見据えています。また、海外からの移住者にも対応できるような情報発信を計画中です。地域経済の活性化に貢献し、地元熊本のブランドを全国に広める一助としていく方向です。
漢方発想の概念
再春館製薬所の製品設計には、生命エネルギーを最大限に引き出すための漢方理念が反映されています。人間は月曜日から日曜日まで、自然と一体化した生活を送ることで、自らの力を回復させることが可能です。すべての人に自らの健康と美しさを取り戻すための家、それが「ポジティブエイジハウス」の使命です。
この新しい住宅が多くの人々に愛され、健康で幸せな生活を提供できることを期待しています。ぜひ皆さんも「ポジティブエイジハウス」を訪れ、その魅力を体感してください。