地域課題をAIで解決する!
あなたの町でAIを活用した新たなハッカソン「あなたの町でハッカソン」がいよいよ始まります。このプログラムは、地域の課題を解決するための共同作業を促進し、最大3つの自治体を選定して具体的なモデル事例を創出することを目的としています。農業や新技術に基づいた支援を行うMetagri研究所の運営で、2026年2月18日から連携自治体や地域組織の募集が開始されます。
地方自治体が抱える課題とは?
総務省のデータによると、若年層が都市部に流出している現状があります。2025年には東京圏への転入超過が12万3534人に達するなど、特に進学や就職のタイミングで多くの若者が地域を離れています。これにより地方自治体は、人口減少や高齢化、地域産業の衰退など、深刻な課題に直面しています。
一方で、生成AIの普及が進む今、地方創生の新たなチャンスも広がっています。生成AIを活用することで、デジタル人材との接点を作り、若者が地域に関与する機会を創出することが求められています。ここで重要なのが、「作って終わり」ではなく、実際に地域の ニーズに応じたソリューションを提供することです。
本プログラムの特長
このハッカソンプログラムには、以下の3つの特長があります。
1. 地域のリアルな困りごとが題材
地域の課題オーナーが抱える現実的な問題を出発点とし、テーマを適切に設計します。過去の農業AIハッカソンでは、多くのプロトタイプが実効性を持って生まれました。
2. 誰でも参加できる「Vibe Coding」
プログラミング経験は不要で、生成AIと対話しながら誰でもアプリのプロトタイプを作成できる手法です。2026年2月に開催されたワークショップでは、参加者全員がその場でアプリを完成させました。アイデアと現場の理解があれば、誰でも作り手になることが可能です。
3. 実装伴走の提供
ハッカソン終了後の4~8週間にわたって、課題オーナーとの伴走支援を行い、実際に使われるフィードバックをもとにプロトタイプを改良していきます。これにより、製品が現場で使えるツールに進化していくのです。
プログラムの流れ
1.
ワークショップ実施(半日)
- 地域の事業者や自治体職員、学生が生成AIを体験し、地域の課題を整理します。
2.
テーマ選定(約2週間)
- 実施可能性や関連データの観点から、ハッカソンのテーマ候補を絞り込みます。
3.
ハッカソン実施(約1ヶ月)
- 非エンジニアや若者が参加し、生成AIを活用してプロトタイプを開発します。
4.
実装伴走(約2ヶ月)
- 受賞作品を実際の業務で使用しながらフィードバックを重ね、改良を行います。その後、民間企業とのマッチングによって本格的な事業化に向けた支援を実施します。
連携自治体・企業を募集!
本プログラムは、地域課題解決に取り組む自治体や企業との幅広い連携を目指しています。新しい地方創生の形を共に実現するためのパートナーを募集しており、興味のある自治体や企業はぜひ応募してください。
申込方法
参加を希望される自治体・企業は、専用のフォームより必要事項を記入のうえ申請してください。広報や費用負担に関しても柔軟に対応いたします。
結びに
「作って終わらない」取り組みを通じて、若者流出と課題解決人材不足という二つの課題を同時に解決する本プログラム。Techの力を借りて地域を元気にするこのチャンスに、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。