トイメディカル優秀賞
2025-06-12 13:25:20

トイメディカルが優秀賞受賞!塩分オフセット技術の革新性が評価される

トイメディカルが受賞した栄誉: 塩分オフセット技術の進化



熊本市を拠点とするトイメディカル株式会社が、2025年6月11日に行われた「第22回九州ニュービジネス大賞」で優秀賞および日本弁理士会九州会会長賞を獲得しました。この賞は、九州地域における新しいビジネスと起業家精神を育むことを目的として設立された権威ある表彰制度です。トイメディカルは、独自の塩分オフセット技術を活用し、食生活の質を向上させるための新しいアプローチを提案する企業として評価されました。

塩分過剰摂取の現状



世界保健機関(WHO)では、成人の1日あたりのナトリウム摂取量を5g未満に抑えるよう勧告していますが、日本人の平均摂取量は男性で10.9g、女性で9.3gに達しており、基準を大きく超えています。このような高塩分摂取は高血圧や心疾患のリスクを増加させる因子となっており、社会的な健康問題と化しています。更に、多くの人々は、減塩に対する味の満足度を気にしたり、食事の楽しみを損なうことを恐れて、実行に移せないのが現状です。

トイメディカルの革新的な取り組み



これらの課題に対処するためにトイメディカルは、「塩分量をそのまま維持しながら効果を得る」という革新的な発想でアプローチしています。彼らが開発した『塩分オフセット技術』では、海藻由来の食物繊維アルギン酸を使用し、胃内で食塩を吸着し、体に吸収されにくい状態に変化させます。最終的には、これを便として排出する仕組みを導入することで、味を変えることなく、実質的に“減塩”効果を得られるのです。この技術の背景には、代表者の竹下英徳社長の友人が人工透析患者になったことがあり、彼が「また自由にラーメンを食べたい」という願いから発想を得たそうです。

商品展開と未来の見通し



この技術を基に、トイメディカルは様々な製品を展開しています。2018年には塩分吸着成分配合のサプリメント『デルソル』を市場に投入し、さらに調味料や食品への応用も進めています。2024年には新たな減塩調味料『零(ゼロ)シリーズ』を発表し、2025年には山形のオランダせんべいとのコラボレーション商品『気にせんべい』も発売予定です。今後も他の食品メーカーと連携し、アルギン酸を駆使した新製品の開発に取り組む意欲を見せています。

社長の想いと受賞の意義



竹下社長は「この歴史ある九州ニュービジネス大賞で名誉ある二つの賞を受賞できたことを心から感謝申し上げます。この受賞を契機に、我々の技術を使った製品が多くの方々に届き、健康な食生活のお手伝いができることを願っています」とのコメントを寄せています。

トイメディカルの今後の展開にますます期待が寄せられます。健康のための新たな選択肢を提供する同社の取り組みが、多くの人々の生活を豊かにすることでしょう。


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