熊本・天草の車海老
2025-06-12 14:59:20

実現する熊本・天草の未来!持続可能な車海老養殖に挑む CWP

熊本・天草の新たな挑戦!持続可能な『やまと車海老』養殖



2025年度、熊本県天草市の株式会社クリエーションWEB PLANNING(CWP)が手掛ける『やまと車海老』の養殖が始まりました。6月4日、約60万尾の稚エビ(全長約1cm)が、同社の養殖池に投入されました。このプロジェクトは、環境と人に優しい持続可能な養殖を実現し、全国へ新鮮な車海老を届けることを目指しています。収穫は2025年12月から始まり、特に12月から1月の2ヶ月間は、活きたままの「活き車エビ」として出荷予定です。

新しい働き方の実現



CWPは、遠隔オペレーションの導入によって、女性水産経営者として新たな働き方を提示しています。これまで、IT企業との連携でセンシング機器を活用し、養殖池の環境をリアルタイムで監視するシステムを構築してきました。これに基づき、養殖池の状況をスマートフォンなどで把握し、運用判断を行う体制を整えました。 CWPの代表、深川沙央里氏は、営業や子育てと両立しながらも、現場から離れることなく養殖を運営する新しいワークスタイルを実現しています。

多様な人材の活用



現場での作業性や安全性も重視されており、CWPは重機や潜水作業に頼ることなく、手軽に使える道具を用いた養殖スタイルを確立しました。これにより、体格や体力に左右されない労働環境が提供されており、6月から11月の養殖期間中は、1日あたり約1時間の作業で運営が可能です。そして、繁忙期の12月からは、選別や出荷に必要な人数を確保するために、約10名の人員体制で対応します。こうしたフレキシブルな働き方は、様々なライフスタイルを持つ人々にチャンスを与えることが期待されています。

未来を見据えた取り組み



深川代表は、今回の取り組みが集大成であると同時に新たな挑戦であると語ります。また、同じような悩みを抱える女性経営者へ希望を届けることも意識し、努力を続ける姿勢を明らかにしています。地元の子どもたちや高齢者も参加しながら行われた稚エビの池入れの様子は、地域の温かみを感じさせるものでした。深川氏は、自然と共存する地域での活動を通して、未来へと受け継がれる笑顔を大切にしています。

企業情報



CWPは2013年に設立され、天草の豊かな自然を最大限に活かしたビジネスを展開します。車海老養殖だけでなく、通販、卸、加工事業なども手掛ける女性経営者の代表、深川沙央里氏のリーダーシップの下、持続可能な地場産業を目指しています。

「生産者が安心して生産活動を続けられる天草」「女性が安心して生活できる天草」をビジョンに掲げ、地域の未来を見据えた活動を展開しています。これからの『やまと車海老』の成長とCWPの活動に期待が高まります。



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