車の寄付で被災地応援プロジェクトの概要
2025年8月、熊本県・鹿児島県・福岡県において発生した九州豪雨により、多くの方々が生活に困難を抱えております。これを受けて、一般社団法人日本カーシェアリング協会が新たに「車の寄付で被災地応援プロジェクト」をスタートしました。本プロジェクトでは、被災地の皆様に必要な車両を募り、また車の寄付を通じて得られる資金を集めることを目指しています。目標としているのは、合計1,000台の車両を寄付として集めることです。
プロジェクトの目的
このプロジェクトには、主に以下の3つの目的があります:
1. 被災地で必要とされる車の集約。
2. 車両寄付による活動資金の集め。
3. “車の寄付”が被災地の支援手段であることを広める。
これにより、被災地の方々の生活再建を少しでも支え、災害に見舞われたいずれかの移動手段を失った方々に新たな選択肢を提供します。手放した車が、被災地の皆様を支える資源に変わるのです。
車の寄付について
このプロジェクトでは、次の2種類の寄付を募っています。
1.活用寄付:500台
- - 全車種を対象。
- - 車検残が3ヶ月以上あり、車齢は15年以下、走行距離は15万km以下の安全に運転できる車両を歓迎します。
2.リサイクル寄付:500台
- - 車種や状態に関係なく寄付可能です。車検切れの車や故障車も受け付けています。また、寄付が難しい場合でも、リサイクル会社を通じて資源として有効活用し、活動に必要な資金を調達することができます。
どのように寄付をするのか
寄付を希望される方は、以下の方法で日本カーシェアリング協会に連絡することができます。
1.
フォームまたは電話にて問い合わせ
- フォーム:
寄付フォーム
- 電話:050-5482-3178(平日9:00-18:00)
2. 寄付内容についての説明を受ける。
3. 必要書類を用意し、引取日の日程を調整。
4. 指定位置での受渡しを行う。
5. 寄付手続き完了後には、協会からの報告があります。
フィードバックの紹介
すでに開始されている被災地への車両貸出支援を活用された方々からの声も大変多く寄せられています。これまでに全国各地から1,800件を超える貸出要請が届いており、私たちは車両数の不足を解消するために常に支援を続けています。
本プロジェクトに参加することで、個人のボランティア活動が地域を支える新たな形、そして多くの人が参加できるコミュニティ活動の一部となることを目指しています。寄付によって被災地の復興を支援するこの取り組みへのご協力を厚くお願い申し上げます。
詳細リンク
九州豪雨の被災地への無償貸出しについて
九州豪雨で被災された方向けの無償車両貸出しも実施しています。この貸出しサービスは、各県での公民館やセンターを通じて利用可能で、長期および短期貸出に対応しています。詳細な条件や貸出場所は各地域の公式ページを確認してください。
日本カーシェアリング協会について
日本カーシェアリング協会は、2011年に設立され、これまでに多くの車両寄付を受け付け、地域の方々と共にカーシェアリングを進めてきました。今後も地域のために何ができるかを考え、多くの支援活動を行っていきます。