チャリチャリ、自転車安全利用を促進する新キャンペーンを展開中

自転車利用の安全性向上を目指すチャリチャリの取り組み

シェアサイクルサービス「チャリチャリ」を運営するチャリチャリ株式会社は、2025年5月の「自転車月間」に向けて、デモンストレーションや啓発活動を通じて自転車の安全利用を促進するキャンペーンを行っています。特に、福岡市内での活動に焦点を当て、地域の皆様に安心して自転車を利用してもらえる環境を整えることに努めています。

知識を深めるための啓発活動

「チャリチャリ」は、4月に自転車に関連した法律が改正されることを受けて、自転車の交通ルールを正確に理解してもらうことが必要だと考えています。特に、2024年の道路交通法改正では、自転車の交通反則通告制度「青切符」の施行が控えており、利用者に対して正しい交通ルールを周知していくことが不可欠です。

そのため、チャリチャリはユーザーや福岡市民に向けた安全啓発活動を強化することを決定。その一環として、5月28日には「安全啓発＆ポートと車体のクリンネス大作戦」と題したイベントを実施しました。このイベントでは、33名のスタッフが福岡市内の自転車ポートに集まり、ポートの清掃や自転車のメンテナンスを行いながら、訪れたユーザーに直接声をかけて安全運転の重要性を訴えました。

地域との連携を強化するチャリチャリ

チャリチャリは地域企業や教育機関と連携し、交通ルール遵守の重要性を広めるために努力しています。例えば、5月20日に開催された福岡県警察主催の「自転車の安全利用促進キャンペーン」には、警察や自転車によるインフルエンサー、さらには地元の高校生も参加しました。このイベントでは、ヘルメットの着用や交通ルールの確認が呼びかけられ、参加者には試乗体験を通じて実際の交通ルールを学ぶ機会が提供されました。

チャリチャリの成長と未来

2018年に福岡でサービスを開始したチャリチャリは、現在全国9都市に広がり、約7,900台の自転車と1,800以上の駐輪ポートを展開しています。シェアサイクルは交通手段としての可能性が大きく、今後も地域社会と協力しながら、安全利用の啓発を進めていく方針です。自転車は手軽で便利な移動手段であり、環境や健康を考えた時にも非常に重要な要素です。そのため、チャリチャリはこの公共交通機関の機能を補完し、観光振興や地域活性化に寄与することを目的としています。

おわりに

チャリチャリは、ユーザーが安心して自転車を利用できる環境の整備に関して、今後も行政、地域企業、教育機関などと積極的に連携を深めることで、地域全体の交通安全対策に寄与していきます。自転車利用者が安全で快適な移動を楽しむための取り組みが広がることを期待し、これからもチャリチャリの活動に注目していきましょう。