地下水保全の稲刈り
2025-10-14 16:01:24

NOK熊本事業場が地下水保全のための稲刈りイベントに参加

地下水保全を目的とした稲刈りイベント



NOK株式会社の熊本事業場が、公益財団法人くまもと地下水財団の「水田オーナー制度」に7年連続で協賛し、2025年10月11日(土)に菊池郡大津町で稲刈りイベントに参加しました。社員やその家族を含む50人が、一緒に米作りの体験を通じて地域の地下水保全に貢献し、実りの喜びを分かち合いました。

地下水の保全に向けた取り組み


この取り組みは、地下水かん養域に水田を持つ生産者と、企業等がオーナー協定を結び、共に米作りを行うことにより、地下水の保全を図るものです。NOK熊本事業場は、約737㎡の水田を毎年維持し、今年も無事に稲が成長。収穫したお米の一部は、地域のフードバンクやプロバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」が運営する子ども食堂に寄付される予定です。これにより、地域の食の安全と持続可能性を支えていきます。

楽しみながら学ぶ米作り


当日、参加者たちは生産者から鎌の使い方や稲の刈り方を教わり、実際に1時間にわたって収穫作業を行いました。秋晴れの中、子どもたちも家族と共に参加し、自然の恵みを体験。参加者の一人は、子どもが以前よりも上手に稲を刈る姿を見て成長を感じ、来年の参加を楽しみにしていると語りました。別の参加者は、初めての稲刈り体験に大興奮しており、自然との関わりを深める良い機会になったと述べました。

環境保全への意識を高める


挨拶の中でくまもと地下水財団の古閑仁美氏は、水田が果たす役割、そして持続可能な地域社会を作るための意義を強調しました。地域活性化や地下水保全を実現するためには、こうした取り組みを通じて参加者が水や農業の大切さを実感することが重要です。参加者同士の交流も盛んで、田園風景を眺めながら意見を交わす場面も多く見られました。

地域貢献活動の一環


NOK熊本事業場は、地域の地下水を守るために多岐にわたる環境保全活動を行っています。例えば、江津湖の清掃活動に参加したり、子ども食堂へのお米提供など、地域の発展に寄与しています。また、地下水保全団体との連携を深め、地域課題の解決に向けて積極的な取り組みを続けています。今回の稲刈りイベントは、その一環として、社員や地域の人々が一緒に参加できる貴重な機会となりました。

まとめ


NOK熊本事業場の「水田オーナー制度」に基づく取り組みは、単なる米作りだけでなく、地域社会全体の持続可能な発展に寄与する意義を持っています。地域の地下水を保全し、次世代へと受け継ぐための活動は、これからも続いていくでしょう。参加者全員が深く感動を覚えたこの稲刈り体験は、今後も地域との絆を一層深めるきっかけとなるでしょう。


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