熊本市下通に誕生！竹箸メーカーが手がける初の直営店

南関町で60年以上にわたり“竹の、箸だけ”を作り続ける株式会社ヤマチクが、2025年12月12日（金）から12月28日（日）までの17日間、熊本市の下通に初めての直営店舗「Limited Store ヤマチク下通店」をオープンします。この取り組みは、自社のブランドをさらに発信することを目的としており、熊本市内での直営店舗展開は今回が初めてです。

新しい試み、地域の活性化へ

オープンするのは、約100年の歴史を持つ老舗呉服店「よそほひの帯屋」の跡地です。この場所を利用して新たな文化の発信を行い、地域の賑わいに寄与することを目指しています。ヤマチクの代表取締役、山﨑彰悟社長は、竹箸の楽しさを知ってもらうための体験型店舗を作り上げる意欲を示しています。

店舗の特徴と体験内容

「ヤマチク下通店」では、竹箸を選ぶ楽しさを体験できる空間を提供します。来店客は、竹特有の持ち心地やしなやかさを感じながら、実際に自分のお箸を選ぶことができるのです。「新年に新しい箸を」というテーマのもと、竹箸の魅力を直接感じてもらうことを狙っています。

- 場所: 熊本県熊本市中央区下通 1-4-12（旧「よそほひの帯屋」）
- 営業時間: 11:00から18:00まで

イベント情報

オープン期間中、毎週末にイベントが開催されます。以下、予定されているイベントの一部です：

- 12月13日（土）・14日（日）: お箸削り体験ワークショップ
- 12月20日（土）: 短編映画『いただきます』上映会&トークショー（登壇者: 村上美香さん）
- 12月21日（日）・27日（土）: 情報公開予定
- 12月28日（日）: 限定福袋販売

このようなイベントは、竹箸の魅力を広めるだけでなく、地元の人々や観光客が集う理由にもなります。地域の商店街全体に新たな活気をもたらすことが期待されています。

ヤマチクのこだわり

ヤマチクは「すべてのあたりまえを、ありがとうに。」というビジョンを掲げ、地域の山々から一本一本切り出された竹を使用した純国産の竹箸を作り続けています。新ブランド「okaeri」は、世界的なデザイン賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得ています。また、直営のファクトリーショップ「拝啓」も工場敷地内にオープンし、訪問客にさらなる魅力を提供しています。