野菜摂取量の見える化で健康生活の第一歩を!
近年、私たちの食生活は多様化が進み、野菜が不足しがちになっています。そんな中、
「野菜の日」に合わせて発表されたベジメータ®の研究成果が、今、注目を集めています。野菜摂取量を客観的に測定し、その結果を元に食習慣を改善する取り組みが広がる中、宮城学院女子大学と熊本県総合保健センターの研究が成果を上げています。
ベジメータ®とは?
ベジメータ®は、米国のLongevity Link Corporationが開発した第4世代の光学皮膚カロテノイド量測定装置です。これを使うことで、野菜や果物の摂取量を科学的に捉えることができ、摂取状況の見える化を実現します。特に、食生活を改善し始めてからわずか2週間以内にその効果を確認できる点が大きな魅力です。
2020年には、米国農務省が実施した第三者評価も行われ、科学的根拠がさらに強化されました。この装置は、私たちの食生活を正確に把握し、健康的な行動へと導く役割を果たしています。
宮城学院女子大学の研究
宮城学院女子大学では、342人のオフィスワーカーを対象に、ベジメータ®を用いた調査を行いました。この結果、主食・主菜・副菜をバランスよく摂る食事を続ける人ほど、ベジスコア(皮膚カロテノイドスコア)が高いことが判明しました。
さらに、運動習慣と食生活の関連も確認され、運動をほとんど毎日行う人のベジスコアが最も高いことが分かりました。この研究は、野菜を意識した食生活が、身体的な健康につながる可能性を示唆しています。
熊本県総合保健センターの取り組み
熊本県総合保健センターでは、約280人の職員を対象に3回のベジメータ®測定会を実施しました。結果として、4割の職員が摂取ランクを改善し、65%が野菜摂取量の増加を実感しました。
この取り組みでは、測定結果を元に管理栄養士が栄養相談を行い、さらには「置き社食」として健康的な選択肢を提供。これにより、野菜を選びやすい食環境を整えることで、持続的な行動変容につなげています。
食育の新しいスタイル
今回の研究成果は、食育基本法改正に伴う新しい食育スタイルの必要性を訴えています。単に野菜摂取量を増やすだけでなく、バランスのとれた食事の実践や、健康への意識を高めることが求められています。
ベジメータ®のような新しい技術と方法論を活用し、野菜摂取の見える化が実現すれば、より多くの人々が健康的な食習慣を獲得できる日が近いかもしれません。
今後、私たちが健康であるためには、単なる情報提供や短期的な施策に留まらず、こうした行動変容を促進する取り組みが必要です。食育の質を高め、私たち一人ひとりが健康を維持するための努力を続けていく必要があると感じます。