コカ・コーラとファミリーマートが共同で行うLGBTQ理解促進キャンペーン
ファミリーマートが、企業の垣根を越えた初の取り組みとして、コカ・コーラ、チェリオ、クリートと共にLGBTQへの理解を促進するキャンペーンを実施します。このキャンペーンは「We are “Rainbow”」をテーマに、全国のファミリーマート約16,300店舗にて展開されます。
多様性を示すレインボーカラーの商品
ファミリーマートでは、性の多様性やLGBTQを象徴するレインボーカラーのデザインを用いた商品を販売します。これにより、消費者に多様性への理解を促し、偏見をなくすことを目指します。特に人気の「ファミチキ袋」は数量限定でレインボーカラーに。毎年好評で、今年で5年目を迎えるこの取り組みは、社内外からの支援が寄せられています。
加えて、コカ・コーラの商品を購入すると、特製ステッカーがプレゼントされるプロモーションも実施されます。このステッカーのデザインは、著名な女装パフォーマーであるブルボンヌ氏と共に考案されたもので、LGBTQに対する理解を深めるメッセージが込められています。
社会への寄付も
特に注目すべきは、キャンペーン商品の売上の一部が、認定NPO法人ReBitに寄付されることです。この団体は、LGBTQの権利を守ることを目的としており、資金はその運営に使われます。企業が協力してLGBTQへの理解を促進し、実際に社会貢献を行うこの活動は、地域や企業に大きな影響を与えるでしょう。
プライド月間の意義
6月は「プライド月間」とされ、性の多様性を祝う特別な期間です。ファミリーマートは、同月に合わせてLGBTQの理解者や支援者としての意識を高める活動を続けており、社内制度でも同性パートナーを持つ社員に向けた福利厚生を提供しています。このような活動が、職場の多様性を尊重する文化を育む一助となっています。
おわりに
ファミリーマートが推進するこのキャンペーンは、単なる商品販売に留まらず、 LGBTQへの理解促進という社会的なメッセージを広める重要な取り組みです。これからも、企業が協力して多様な価値観を受容する社会を作ることに貢献していくことが期待されています。毎日の買い物を通して、少しでも多くの人がこのメッセージに触れることを願っています。