熊本発!短編映画『いただきます』の公開
株式会社ヤマチクが制作した短編映画『いただきます』が、8月4日の箸の日に公開されました。この映画は、日本の伝統文化をテーマにした作品で、「いただきます」という言葉を通して感謝の心を描いています。特に、近年のSNSでは「いただきます」がネガティブに捉えられることもある一方で、海外ではこの言葉が美しさとして受け入れられています。
映画のプロデューサーであるヤマチクは、地元熊本で竹のお箸を製造している企業です。代表取締役の山崎彰悟氏は、映画を通じて日本の感謝の文化を世界に届けることを目指しています。日本の文化を大切にし、その価値を映像で表現することで、観る人々にインスピレーションを与えたいという思いがあります。
映画『いただきます』のストーリー
映画のストーリーは、上京した青年・涼太が中心です。彼のもとに、突然母親が訪れますが、涼太はその日は外出してしまいます。数時間後に戻ると、母はもういませんでした。親子の心の距離が描かれる中で、最後に交わされる「いただきます」という言葉が二人の絆を再生させる大切な瞬間となります。
監督とキャスト
この短編映画は、脚本・監督・撮影・編集を中川典彌氏が担当し、音楽は鎌田優紀子氏が創り上げました。主演には、ABEMAの人気恋愛リアリティーショーで名を馳せた岡田蓮さんと、熊本出身のアナウンサーである村上美香さんが名を連ねています。彼らは自身の役を通じて、感謝の心がいかに大切かを観客に伝えています。
監督の思い
中川典彌監督は、「いただきます」という言葉が持つ力について語ります。多くの場合、私たちはこの言葉を無意識に使っていますが、その背後には感謝の気持ちや、思いやりが含まれています。彼は、この映画を通じて観客がその意味を考え直すきっかけになることを願っています。
公開情報と試写会の様子
『いただきます』は、25分の尺で制作され、2025年8月4日に公開されます。試写会では、出演者たちが集まり、この映画の魅力について語り合いました。観客からは、多くの感動の言葉が寄せられ、感謝の気持ちが広がっていく瞬間を共有しました。特に、母親役の村上美香さんのコメントは印象的で、感謝が私たちの日常にどれほど大切かを再認識させてくれました。
感謝の文化を世界へ
ヤマチクは、短編映画『いただきます』を通じて、日本独自の文化や精神性をこの先どのように伝えていくか、一同で考える重要な機会としている。感謝や思いやりが日常に自然と広がることで、世界が少しでも良くなることを願っています。自分たちの文化を大切にしつつ、他国の人々にも共鳴する感謝の心が広がっていくことが期待されます。映画の公開をぜひ楽しみにしていてください。動画公開も行われていますので、こちらもご覧ください!
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