熊本の水循環保全
2025-03-06 20:21:39

熊本地域における水循環の保全を目指す新たな取り組み始動

熊本地域における水循環の保全を目指す新たな取り組み始動



熊本の公立大学法人熊本県立大学と国立大学法人熊本大学、さらに地元の金融機関である肥後銀行をはじめとした企業が、新たに「熊本ウォーターポジティブ・アクション」をスタートさせました。このプロジェクトは、地域の地下水を保全するための取り組みを基に、計6つの組織が協力し、水の循環を継続的に保つ仕組みを実現していくことを目的としています。

このアクションは、単なる環境保護を超え、地域経済の発展や市民生活の質の向上をも視野に入れた包括的な取り組みです。行政や企業、自然環境の保全活動を行っている団体が参加できる仕組みが構築されているため、多くの市民や企業がこの活動に関わることができ、協力体制が広がることが期待されています。

ウォーターポジティブな社会の実現を目指して



「ウォーターポジティブ」の考え方は、地域内での水に関する負の影響を軽減し、逆に水を育む自然環境や水源の涵養を通じて、流域内に同等以上の水を還元することを指します。これは、現在の社会課題である地球温暖化や自然災害への対処にもつながる重要な理念です。

地域の水資源を守ることで、持続可能な環境を保ちながら、魅力的な国土や地域の形成が可能になります。これにより、熊本の魅力が一層高まり、市民が暮らしやすい環境が実現されることを目指しています。

ソリューションを共有するイベントの開催



「熊本ウォーターポジティブ・アクション」の取り組みを広く知ってもらうため、国連が定めた「世界水の日」に先立ち、2025年3月20日(木・祝)に特別イベントを開催します。このイベントでは、アクションの開始を宣言するセレモニーや熊本県知事、熊本市長などの来賓からの挨拶が予定されており、フォトセッションやシンポジウムも行われる予定です。

熊本地域における水資源や自然環境に興味を持つ一般市民はもちろん、企業の環境や管理、サステナビリティ部門に関わる皆さんも、ぜひ参加してみてください。
参加は無料で、対面だけでなくオンラインでの参加も可能です。詳細は肥後銀行の公式サイトや配布される案内チラシをチェックしてください。

クロージング



熊本ウォーターポジティブ・アクションは、将来の熊本をより良くするための新たな第一歩です。皆さんと一緒にこのプロジェクトを推進し、持続可能な水環境を築いていきましょう。地域全体にとっての水の大切さを再認識し、熊本の未来を守る活動に参加してみませんか? 皆様のご参加をお待ちしています。


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