万田坑と三角西港の記念
2025-08-01 17:33:29

熊本県万田坑・三角西港の世界文化遺産、登録10周年を祝う記念企画満載!

熊本県が誇る世界文化遺産、三池炭鉱万田坑と三角西港が2025年に登録10周年を迎えます。この特別な機会を祝い、様々な記念事業が展開されることとなります。特設のWebサイトもオープンし、記念ポスターの制作やスタンプラリー、展示会など、多彩な企画が用意されています。熊本県内外の方々に向けて、この遺産の価値を再認識してもらうための盛りだくさんな一年となることでしょう。

【万田坑とは】
万田坑は、荒尾市に位置し、明治から昭和初期にかけて稼働していた三池炭鉱の主力坑口です。この場所は日本の近代化を支えた石炭産業の中心的な施設であり、現在も多くの人々が訪れています。保存状態の良い竪坑櫓や巻揚機室などの国指定重要文化財を含む建物群は、圧倒的な歴史的価値を持っています。また、 解説員による定時ガイドや炭鉱電車の運行も人気。訪問者は歴史ある施設を見学しながら、当時の生活や労働環境を垣間見ることができます。

【三角西港とは】
一方、三角西港は宇城市にあり、1887年の開港以来、九州の物流の重要な拠点として発展してきました。この港からは、三池炭鉱で産出された石炭が中国へ輸出され、日本の近代化に大きな貢献を果たしました。明治時代の景観を今に伝える石積みの埠頭や洋風建築群は、訪れる人々に歴史を感じさせる魅力を持っています。

【10周年記念イベント】
10周年を祝い、様々なイベントが計画されています。令和7年7月1日から9月30日までは、各地の構成資産でのカードラリーが実施され、集めたカードに応じてレアカードが獲得できます。さらに、同年7月19日から12月28日には、三池炭鉱万田坑や三角西港、崎津集落を巡るスタンプラリーと、完成者への特別プレゼントの企画が行われます。

また、9月23日から10月5日には、三池エリアに関するパネル展を開催し、その中で11月3日には当時の様子を追体験できるイベントや、ウォーキングイベントも予定されています。

さらには、宇城市内で行われる食と体験のイベントでは、地元の食材を使ったバーベキューを三角西港の美しい景観とともに楽しむことができる実質よろしさを提供します。10月下旬には、熊本市中心部での特産品販売やパネル展示も予定されており、まさに目が離せない一年になるでしょう。

これらの記念事業は、万田坑と三角西港の歴史と魅力を再発信するだけでなく、訪れる人々に熊本の文化に対する理解を深める良い機会でもあります。ぜひ、期間中に足を運び、熊本の魅力を感じてください。これからも続いていくこの素晴らしい遺産の物語に触れるチャンスです!


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