地質情報展2025くまもとが熊本で開催
2025年9月13日(土)から15日(月・祝)にかけて、地質情報展2025くまもと「火の国・水の国!大地のふしぎ」が、熊本城ホールで開催されます。このイベントは、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)地質調査総合センターと日本地質学会が共同で主催し、参加費は無料で予約も不要です。
父なる大地を感じる3日間
私たちが暮らす日本列島は、地震や火山の噴火によって形成され、様々な資源が生まれています。この自然の営みを理解することは、日々の暮らしをより安全にするために欠かせません。特に熊本は、火山や地震が身近にある地域であり、その知識を深めることは重要です。
地質情報展は、1997年から全国各地で開催されており、今年で29回目を迎えます。熊本での開催は、地域の特性を学びながら楽しむ絶好の機会です。
体験型イベントの魅力
地質情報展では、見て触れて楽しむことができる様々な体験が用意されています。たとえば、化石のレプリカづくりや石割り体験、さらには火山噴火の実験など、子どもから大人まで楽しむことができるアクティビティが盛りだくさん!
- 化石のレプリカづくり
- 石割り体験
- 火山噴火実験
- 鳴り砂
- ロックバランシング
- 地盤の揺れ実験
- 液状化実験
- 水路堆積実験
- 塗り絵で地質図(金峰山編)
特に、火山噴火実験は迫力満点。実際にその仕組みを体感することで、自然災害に対する理解を深めることができます。
知識が広がる展示・解説エリア
また、展示・解説コーナーでは、熊本の地質や地下水、資源について詳しい情報が得られます。以下のようなテーマでの展示が用意されています:
- - 熊本県の地史・地質・県の石
- - 巨大床貼り地質図でみる九州の地質
- - 九州地方の地球化学図・表層土壌図評価基本図
- - 熊本県・九州地方の火山
- - 熊本の斜面災害・活断層
さらに、地域の博物館や阿蘇ユネスコ世界ジオパークの紹介も行われ、地質学への関心を高める充実した内容です。
講演会でさらなる学びを
9月13日、14日には研究者によるミニ講演会も実施されます。以下は講演の一部内容です:
- - 熊本城の調査研究について
- - 熊本県の活断層
- - 熊本県の火山
- - 熊本県の地下水
これらの講演を通じて、専門家の知識を直接学ぶ貴重な機会です。同時に、9月15日には市民講演会も行われ、「熊本から始める最新恐竜学」と題して、身近なテーマでの知識も深められます。
参加する価値あり
地質情報展は、科学を身近に感じる素晴らしいイベントです。親子での参加や、友人との思い出作り、地域貢献の一環として、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。熊本の自然の魅力を再発見する3日間になること間違いなしです。興味のある方は、詳細を
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