リックス株式会社が西原村に新たな工場建設計画
リックス株式会社(福岡市博多区)は、熊本県西原村との間で「企業立地に関する基本協定」を締結しました。この協定により、リックスは半導体関連の修理工場を地元に建設する計画を進めます。
土地取得の背景と計画
今回取得予定の土地は、阿蘇郡の「鳥子地区新工業団地(仮称)」で、6,481㎡の広さを有し、セミコンテクノパークまで車で20分という好立地に位置しています。取得予定金額は97,215,000円ですが、正確な数字は2025年11月の測量後に確定します。この新工場の設立は、リックスが提供する製品・サービスのスピード向上を目指すもので、半導体メーカーや製造装置メーカー向けに周辺機器の修理・再生サービスを提供することが主な目的です。
地元企業との連携
現在、熊本県には数多くの半導体関連企業が進出しており、リックスはそのニーズに応えるべく、修理・再生サービスを地元で行う体制を整えることが重要だと考えています。また、新工場には修理・再生の工場機能に加え、倉庫機能も設ける予定です。これにより、顧客のニーズに対してより迅速に対応できるようになります。
今後のスケジュール
プロジェクトの今後のスケジュールは以下の通りです:
- - 2025年4月: 基本協定締結
- - 2025年12月: 西原村議会での契約書の承認(本契約)
- - 2026年1月: 土地の引き渡し
- - 2026年10月: 工場の操業開始
リックスはこのプロジェクトを通じて、地域社会との連携を深めながら、熊本県内の雇用創出や産業振興にも貢献していく方針です。
リックス株式会社について
リックス株式会社は、1907年に創業し、鉄鋼、自動車、電子・半導体、環境など幅広い業種向けに産業機械や部品・サービスを提供しているメーカー商社です。代表取締役社長執行役員の安井卓氏が率いる同社は、国内外の産業界を支える重要な役割を果たしています。もう一度リックスについて知りたい方は、ぜひ
公式ホームページをご覧ください。
この新たな工場建設が、熊本県西原村にどのような変化をもたらすか注目されます。