麻生美容専門学校とTGC熊本2025のコラボ
2025年4月12日、熊本で行われた『麻生専門学校グループ presents TGC KUMAMOTO 2025 by TOKYO GIRLS COLLECTION』(以下、TGC熊本2025)で、麻生美容専門学校の学生たちが高校生のヘアメイクを担当し、貴重なプロの現場での経験を積む機会を得ました。このイベントは、熊本市立千原台高等学校とのコラボステージを通じて彩り豊かなパフォーマンスを実現するために行われました。
プロの現場での準備
TGC本番が目前に迫った2025年3月27日、千原台高校の生徒たちのヘアスタイルが発表されました。事前に設定された条件として、難易度の高い編み込みヘアの制作が求められ、プロフェッショナルが集まる現場で必要な技術と対応力を試されることになりました。さらには、行われるテストでは、40分という限られた時間内に8本の編み込みを完成させることが求められました。
春休みを利用して、学生たちは自宅で猛特訓に励み、4月10日に行われたテストでは全員が条件を無事にクリアすることができました。ただし、先生からは「全体的に形は綺麗だが、少し堅さが感じられる」とのアドバイスが送られ、本番に向けてより一層の腕を磨く必要がありました。
初顔合わせとリハーサル
4月11日、リハーサルにおいて初めての顔合わせが行われ、ABCの学生と千原台高校の生徒たちが一つのチームとなってヘアスタイルの構想を練り始めました。それぞれの生徒の髪の長さや雰囲気に合わせて、まるでオーダーメイドのようなヘアセットが進行していきました。
本番当日
そして迎えた4月12日、本番の日。麻生美容専門学校の学生たちは、高校生たちとのコミュニケーションを大切にしながら、ヘアメイクを進めていきました。個々の個性に合ったスタイルを提案し、舞台にふさわしい華やかな仕上がりに貢献しました。さらに、ラメグリッターを使ったスタイルが完成し、みんなの期待を超える結果となりました。
学びの体験
麻生美容専門学校では、現場の第一線で活躍するプロフェッショナルと同様のリアルなショーの体験ができるプログラムが豊富です。今回のTGC熊本2025に参加できたことは、プロフェッショナルに求められる責任感や緊張感を学生たちが直に体験する貴重な機会となりました。限られた時間内に作業を遂行する中で、彼らはプロとしての期待に応えるスキルを徐々に実践しました。また、学生同士だけでなく、当日パフォーマンスを披露する高校生ダンサーとのコミュニケーションも重要な要素でした。彼らは、ダンスの内容や高校生の雰囲気に寄り添ってヘアスタイルを決めることが求められます。
プロへの第一歩
このような「リアルな経験」は、単に学校で技術を学ぶだけでは味わえない貴重な学びです。麻生美容専門学校は社会貢献にも力を入れ、学生たちがさらなる成長を遂げられる実践的なフィールドを提供しています。これからも、彼らが社会に羽ばたくための機会を増やしていくことでしょう。
麻生美容専門学校は、ヘアメイクアーティストやネイリストなど、様々な美容業界のプロフェッショナルを志す学生にとって、理想的な環境を提供しています。