新庁舎整備を契機としたまちづくりシンポジウム
熊本市では新庁舎の整備を機に、地域のまちづくりを一緒に考えるシンポジウムが開催されます。このイベントにおいて、福岡市長の高島宗一郎氏が登壇することが決まりました。高島氏は2010年12月に福岡市長に就任以来、現在4期目であり、彼のリーダーシップのもとで進められる「天神ビッグバン」は、100年に一度の都市の大胆な改革を実現しています。彼は都市に花や緑、アートを取り入れ、多くの人々や企業から選ばれるまちを目指しています。
このシンポジウムでは、熊本市が「新庁舎整備を契機とするまちづくり」を進める中で、大西市長と高島市長はもちろん、横浜市での都市デザイン行政に長年携わってきた国吉直行氏も参加し、都市の個性や魅力について熱く語り合う場となります。
シンポジウムプログラム
第1部:基調講演
「個性と活力にあふれたまちづくりを目指して」
この部では、横浜市役所の「都市デザイン室」の設立に携わり、長年横浜市のまちづくりに寄与してきた国吉直行氏が基調講演を行います。彼は、横浜市の都市デザインの成功事例を通して、効果的なまちづくりのあり方を紹介します。
第2部:パネルディスカッション
「市民に愛され、世界に選ばれるまちを目指して」
この部では大西市長、高島市長、国吉氏をパネリストに迎え、コーディネーターの星野裕司(熊本大学教授)が進行します。都市の個性や魅力をどう引き出し、磨くかという未来への展望が話し合われます。
第3部:パネルディスカッション
「様々な視点から見た熊本の魅力と可能性」
この部では、熊本豪雨に関連する球磨川くだりの経営再建に関わった瀬崎氏、飲食店を取材し続けたブロガーけんさむ氏、そして29ヵ国56都市の乗務経験を持つ尾道氏が登壇し、熊本の魅力やできること、発展の可能性について深く掘り下げます。
登壇者プロフィール
ここで紹介される登壇者はそれぞれに貴重な経験を持つ専門家たちです。
国吉直行(横浜市立大学客員教授)
都市の再生や活力創造に注力し続けてきた彼の知見は、熊本市にとっても大いに参考になることでしょう。
高島宗一郎(福岡市長)
地域の選ばれる魅力を引き出し続ける手腕には多くの人々が期待しています。
星野裕司(熊本大学教授)
景観やデザインにおける深い知識を持ち、現地の問題解決に取り組む先駆者です。
瀬崎公介(株式会社シークルーズ代表取締役)
地域の公共交通と観光の発展に寄与してきた実績があります。
けんさむ(ブロガー)
食文化を通じて熊本の魅力を発信している彼の視点は新たな視座を提供します。
尾道早織(日本航空株式会社熊本支店長)
国際的な視点を持つ彼女の言葉が熊本の魅力を引き出すことでしょう。
大西一史(熊本市長)
熊本市の未来を担うリーダーとして、彼のビジョンに注目が集まります。
このシンポジウムで新たなアイデアや展望が生まれることが期待されます。市民とともに未来の熊本を創造するための一歩を踏み出しましょう!
お問い合わせ
このシンポジウムに関してのお問い合わせは、熊本市役所庁舎周辺まちづくり課までお願いいたします。メールや電話でのお問い合わせも可能です。
TEL:096-328-2119
e-mail:
[email protected]