熊本の国際航空貨物輸送が進化する!
日本通運が提供する新しいサービス『熊本混載』が、2023年2月2日より熊本空港近くの自社施設を拠点にスタートしました。このサービスは、主に熊本県内で生産される半導体関連商品の輸出に特化しており、集荷から通関、搭載までの工程を一貫して九州南部で行うことができます。特に熊本空港からアジアや世界各国への迅速な輸送を実現し、よりスムーズな物流を提供します。
サービス開発の背景
熊本県では、台湾TSMC社による半導体製造工場が設立されたことをきっかけに、半導体産業が急速に発展しています。これまで、熊本からの輸出は成田や関西などの主要空港への長距離トラック輸送に依存していました。しかし、現在の情勢においては、サプライチェーンの強化と環境への配慮が求められています。そこで、日本通運は熊本空港を利用した新しい国際輸送ルートの開設に着手することとなりました。
サービスの詳細
『熊本混載』は、九州南部エリアで唯一となる保税蔵置場を有する熊本CFSを活用し、集荷から通関、保税、爆発物検査、ラベリング、搭載までを一貫して行います。このことで、これまで長距離トラックによる輸送が必要だった工程を、熊本県内で完結できるようになります。この仕組みにより、リードタイムの短縮とCO2排出の抑制が実現されるのです。
さらに、同敷地内には『NX熊本益城ロジシティクスセンター』があり、半導体関連商材の梱包や保管なども行うことが可能です。これにより、より柔軟で高品質なサービスを提供することができます。
特徴的なポイント
1. 迅速な出荷を実現
熊本CFSは熊本空港からわずか4.5kmの位置にあり、空港に近い立地を活かして、検量検尺から通関、そして爆発物検査までのプロセスを迅速に処理します。この立地戦略が、商品を各仕向地への安定したリードタイムでお届けする大きな要因となっています。
2. 環境への配慮
これまでの長距離トラックによる輸送を削減することに貢献し、輸送に伴うCO2排出の抑制を図ります。地域内で集荷し、搭載業務までを一貫して行うことで、持続可能な物流を実現します。
3. NXグループの強み
熊本CFS及び『NX熊本益城ロジスティクスセンター』を核に、半導体物流に特化した『NX鳥栖ロジスティクスセンター』や『NX博多アイランドシティグローバルロジスティクスセンター』との連携を活かし、梱包から保管、そしてクロスドックまで豊富な実績とノウハウを持つNXグループによる一気通貫サービスが期待されます。
まとめ
今後、熊本県の半導体産業はますます成長が見込まれ、国際物流の需要も高まるでしょう。それに応える形でスタートした『熊本混載』サービスは、地元企業にとっても大きな利点となります。日本通運は、これからも持続可能な社会の実現に向けて、より良い物流サービスの提供を目指していきます。ぜひこの機会に、熊本から世界へ羽ばたく物流の進化を体感してみてください。