年末に寄付で支援!災害に備えるクラウドファンディングが始動
公益社団法人Civic Forceが、佐賀県のNPOを支援するために、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディングプロジェクトを開始しました。このプロジェクトは、近年頻発している自然災害に対する備えを強化し、一人でも多くの命を救うことを目指しています。
ふるさと納税の仕組みについて
佐賀県では、Civic Forceを指定してふるさと納税を行い、寄付金の85%が同団体に交付されます。通常のふるさと納税と同様に、寄付額から2,000円を差し引いた金額について、住民税の控除や所得税の還付を受けることができます。さらに、寄付者には返礼品も用意されており、寄付を通じて地域貢献をしながら楽しむことができます。
近年の災害状況
最近では、岩手県大船渡市での山林火災や、九州地方の豪雨、静岡県での竜巻など、国内各地で様々な災害が発生しています。特に、政府の地震調査委員会が発表した南海トラフ巨大地震の発生確率が「60%〜90%」に達するという驚くべき数字は、多くの地域に災害への備えを促す圧力となっています。
Civic Forceは「空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”」の一員として、大規模な自然災害時に緊急人道支援や災害復旧、さらには防災活動を行っており、これまで以上に地域の安全を守るための活動を加速させる意向です。
プロジェクトの詳細
このクラウドファンディングプロジェクトのタイトルは「被災地で命を守る活動を応援してください!空飛ぶ捜索医療団“ARROWS” 第4弾」です。目標金額は100万円で、募集期間は2025年11月6日から2026年2月1日までとなっています。集められた資金は、以下の用途に使われます:
- - 空飛ぶ捜索医療団の組織基盤や人員の充実
- - 支援物資の調達や備蓄倉庫の維持管理
- - 災害時を想定した訓練を行政や企業と共同で実施
Civic Forceは、今年8月に発生した豪雨による被災地においても支援活動を行っています(特に熊本県八代市での活動)。
返礼品の一部
参加する寄付者には多彩な返礼品が用意されています。その一例には、有田焼のリムプレートや、初摘み焼のりのセット、嬉野茶のペットボトルなどが含まれています。これらは地域の特産品であり、寄付者にとっても魅力的な選択肢となっています。
Civic Forceについて
Civic Forceは、2009年に設立され、日本国内での大規模災害に対応するために、企業、NPO、行政の連携による迅速かつ効果的な支援を提供しています。発災直後から復旧・復興までのプロセスで、被災地のニーズに応じた柔軟な支援を行うことが特徴です。また、被災地同士をつなぐことで、災害から得た教訓や経験を共有し、より強靭な地域づくりをサポートしています。
- - 団体名:公益社団法人Civic Force
- - 代表理事:根木 佳織
- - 所在地:東京都渋谷区富ヶ谷2-41-12 富ヶ谷小川ビル2階
- - 公式サイト:Civic Force
この年末に、災害支援にみんなで力を合わせて取り組んでみませんか?