熊本に新たなアパホテルが誕生へ！アパグループの開発計画を発表

熊本に新たなアパホテルが開発予定

アパグループが熊本と広島に新たなアパホテルの開発計画を発表しました。この計画により、熊本県内には新たに2棟のアパホテルがオープンすることが決まっています。アパホテルは、中でも観光やビジネスの拠点としての役割を果たすことが期待されています。

熊本市でのホテル計画の詳細

まず熊本市には2つのホテルが計画されています。ひとつは「アパホテル〈熊本駅前〉」で、九州新幹線やJR鹿児島本線、豊肥本線の「熊本駅」から徒歩わずか4分という、非常に便利な立地に位置します。このホテルは14階建てで、延床面積は約2,490㎡。146の客室が設けられる予定で、2027年の夏にオープンを予定しています。

もうひとつは「アパホテル〈熊本下通東〉」。こちらは熊本市電の「水道町駅」から徒歩3分という好立地で、12階建て、延床面積4,560㎡、客室数268室という規模で、2027年の冬に開業予定です。

アパホテルがこの地域に進出する理由は、熊本県が半導体関連企業の集積地であり、交通網も充実しているため、さらなる経済発展が見込まれることです。また、周辺には自然景観や観光スポットも豊富で、宿泊需要の獲得が狙いとなっています。これにより、熊本県内のアパホテルは計3棟、533室の体制となることが決定しました。

広島県のアパホテル計画

次に、広島県では「アパホテル〈広島駅前通〉」が計画されています。このホテルは、山陽新幹線やJR山陽本線「広島駅」の地下道から徒歩3分の距離に位置し、19階建て、延床面積は約6,570㎡で314室が設けられる予定です。オープンは2027年の冬を見込んでいます。

アパグループが広島に向けて計画を進める理由は、広島市が地域の中心都市としてさらに発展する見込みがあり、全体で3,000室の供給を目指していることにあります。これにより、広島市内には6棟、2,428室のアパホテルが展開されることになります。

アパグループの成長戦略

アパグループは、現在「選択と集中」の戦略を進めており、直営ホテルの運営を行う743室の追加も見込まれています。また、フランチャイズ契約も進行中で、これによってフランチャイズホテルの426室も追加される予定です。アパグループは今後も、このように積極的なホテルの展開を通じて、国内最大のホテルチェーンとしての地位を確立していくことを目指しています。

アパホテルの使命

アパグループは、これまでの成功を受け継ぎ、2027年までに全体で15万室の展開を目指す新たな5ヶ年計画「AIM5」を始動させています。アフターコロナを見据えたニーズの変化に応じたサービス提供とともに、今後も多くの宿泊客に快適な環境を提供していくとされています。

新たなアパホテルの開発計画は、熊本と広島の地域に新たな活力を呼び込み、ビジネス客や観光客のニーズに応える重要な役割を果たすことでしょう。これからの動向に、ますます期待が高まります。