新たな移動手段、シェアサイクル『チャリチャリ』
熊本市民にとって、便利でエコな移動手段として注目されるシェアサイクルサービス『チャリチャリ』。福岡県を拠点に運営されるこのサービスが、ついに西熊本・はませんエリアへの拡大を発表しました。2025年5月1日から利用可能になるこの拡大により、熊本市の交通環境が大きく変わることが期待されています。
『チャリチャリ』の利用実績と成長
サービスは2018年に福岡でスタートし、現在までに全国9都市で約7,900台、1,800ヶ所以上の駐輪ポートを配置。その結果、累計利用回数は3,300万回を超えています。特に熊本市では、2022年のサービス開始以来、220万回以上の利用と430万kmという驚異的な走行距離を記録。市民に広く受け入れられている証拠でしょう。
新たに拡大されたエリアの魅力
新たに対象となる西熊本・はませんエリアには、地元の「ゆめタウンはません」や「アクアドームくまもと」、「南部総合スポーツセンター」などの主要な公共施設が含まれ、利便性が大幅に向上します。また、済生会熊本病院や熊本中央病院など、重要な医療機関へのアクセスが改善され、地域の生活の質が向上することが見込まれています。
シェアサイクルポートの新設
拡大に伴い、23か所の新しいシェアサイクルポートが設置されます。これにより、自転車の利用がより容易に、そして快適に行えるようになります。地元企業や医療機関からの協力もあり、地域全体でサポートされている点も魅力的です。
これまでのチャリチャリのポート設置に関わる人々の協力が新たな交通拠点を生む要因となっています。公共施設や地域企業、医療機関と連携し、持続可能なライフスタイルの実現を目指します。
より知ってほしいチャリチャリの特長
チャリチャリを利用するためのアプリはスマートフォンで簡単に操作でき、専用の自転車を手軽に借りることができます。料金設定は1分あたり7円(ベーシック)、17円(電動アシスト自転車)という、利用者に配慮した設定です。自転車は待ち時間なく、いつでもどこでも利用でき、特に「ちょっとそこまで」の日常的な移動に適しています。
今後の展望
チャリチャリでは、拡大計画を3か年にわたり進めており、2026年には東区や菊陽町との接続も計画されています。交通の利便性向上に寄与することで、より多くの市民がシェアサイクルを利用し、交通渋滞の緩和を図ることが期待されています。今後も地域の皆様とともに、新しい交通のスタイルを築いていく取り組みが進められます。
『チャリチャリ』は忙しい現代社会にぴったりなエコで便利な交通手段として、これからも熊本市の皆様に愛され続けることでしょう。新たに拡大したサービスにぜひご注目ください!