セブンと九州産大の連携
2026-07-02 14:14:02

九州産業大学とセブン‐イレブンが手を組み、食品ロス削減に挑む新たな連携

九州産業大学とセブン‐イレブンの新たな連携協定



九州産業大学と株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、2023年7月2日に食品の安全性の確保と食品ロス削減に関する「包括的な連携協定」を締結しました。この協定により、両者は研究の発信や相互協力、学生教育、地域社会との連携を進めていくこととなります。

1. 食品の安全とロス削減の取り組み



この協定の中心となるのは、九州産業大学の中山素一教授が開発した「微生物同定技術」です。この技術は、食品に影響を及ぼす菌の特定を迅速に行うもので、従来の数週間から数時間への短縮が実現しました。また、コストも従来の約20分の1となり、非常に効率的です。これにより、食品製造工場における衛生管理が向上し、作りたてのおいしさを保つ「長鮮度化」が進められます。

2. 4つの柱を核とした活動



この連携協定には、以下の4つの柱が設定されています。
  • - 研究の発信: セブン‐イレブンは、中山教授の研究に関する情報を広く発信し、業界への周知を進めます。
  • - 研究協力: セブン‐イレブンは、菌の同定精度向上や衛生管理の改善などで研究の相互協力を行います。
  • - 学生の教育: 「食の安全」をテーマに、セブン‐イレブンが主催する講義などに学生を積極的に参加させます。
  • - 社会連携: 地域社会への成果報告会を共催し、社会課題の解決に貢献します。

3. 具体的な成功例



2025年には、セブン‐イレブンと中山教授が共同で「チルド弁当 味しみロースかつ丼」の消費期限を1日延長することに成功しました。これは、工場での徹底した菌調査によるもので、特定された菌の管理強化が鍵となりました。この事例は、新技術の実用化が食品ロス削減に貢献することを証明しています。

4. 担当者のコメント



中山教授は「産学一如」の理念を語り、産業界と大学が協力することで社会のニーズに応えることの重要性を強調しました。また、セブン‐イレブンの斉藤マネジャーは、安全とおいしさの両立が肝要であり、持続可能な社会への貢献を目指す意気込みを示しました。

この連携協定は、九州地域のみならず、日本全国の食品ビジネスに新しい風を吹き込む可能性を秘めています。両者のさらなる連携に期待がかかります。


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