技術士第二次試験2024年度実施概要
2024年度の技術士第二次試験についての重要な情報をお届けします。受験を考えている方は、以下の内容をぜひご確認ください。
受験資格
技術士の資格を目指す方には、いくつかの条件があります。まず、技術士補の資格を持っていることが重要です。その上で、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
1. 技術士補としての実務経験が4年以上(総合技術監理部門では7年以上)ある方。
2. 専門的な業務に4年以上従事し、監督の下で経験を積んだ方(総合技術監理部門では7年以上)。
3. 科学技術に関する専門的業務を7年以上行い、かつ受験者を適切に指導できる地位にいる方(総合技術監理部門では10年以上)。
また、大学院修士課程や博士課程を修了した場合、実務経験を最大2年短縮することが可能です。
試験の方法と科目
技術士第二次試験は筆記試験と口頭試験からなります。口頭試験は、筆記試験に通過した方のみが受けることができます。試験は21の技術部門に分かれて行われ、必須科目と選択科目があります。対象技術部門にすでに合格している場合、選択科目が免除される場合もあります。
試験日程と場所
筆記試験
- - 総合技術監理部門の必須科目: 2024年7月20日(日)
- - その他の技術部門: 2024年7月21日(月)
試験の実施場所は、北海道、宮城県、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、福岡県、沖縄県など、全国の各地で行われる予定です。具体的な会場は6月中旬ごろに公告されます。
口頭試験
口頭試験については、2024年12月から2025年1月の間に行われる予定です。
受験申込について
受験を希望する方は、以下の期間内に申込を行う必要があります。
- - 郵送受付: 2024年4月1日(火)から4月16日(水)
- - WEB受付: 2024年4月1日(火)9時から4月15日(火)17時まで
必要な書類には、技術士第二次試験受験申込書や実務経験証明書などが含まれます。申込手数料は14,000円です。
合格発表
筆記試験の合格発表は2024年11月を予定しており、口頭試験の結果も2025年3月には発表される見込みです。
お問い合わせ
受験に関する詳細や不明な点については、公益社団法人日本技術士会にお問い合わせください。公式ウェブサイトや連絡先情報も確認することができます。
技術士の資格取得に向けて、しっかりと準備を進め、試験に挑戦することをお勧めします。