シェアサイクル「チャリチャリ」が新たな安全基準を実現したヘルメットを販売開始

シェアサイクル「チャリチャリ」が新たなヘルメットを展開

シェアサイクルサービスを提供する「チャリチャリ」が、業界初のSG基準を取得した折りたたみヘルメット「VESK」と協業したオリジナルヘルメットの販売を開始しました。このヘルメットは、地域の安全を重視し、さらなる自転車利用の促進を目指すものです。

チャリチャリとVESK・コラボの背景

チャリチャリは2018年に福岡からサービスを開始。以来、全国9都市で9,000台を超える自転車を展開し、3000万回以上もの利用を確保しています。自転車利用の普及とともに、交通安全への取り組みも強化してきました。今回のコラボレーションは、ヘルメット着用の重要性を再認識させるもので、死傷事故防止の一助を担うことを目的としています。実際、自転車事故での死亡者の多くは頭部に対する致命傷が指摘されており、ヘルメットの重要性はますます高まっています。

ユーザー調査から見えたニーズ

ユーザーに対する調査によれば、ヘルメット着用について86%が認識している一方で、実際に自分のヘルメットを所有している人はわずか12%という結果が得られています。このことから、チャリチャリは安心・安全な自転車利用のためには、ヘルメットの普及をさらに進める必要があると判断しました。そこで、安全でコンパクトな折りたたみ式ヘルメットの開発に踏み切りました。

新しいヘルメットの特長

「VESK」は、特にコンパクトさに優れており、カバンにスッと収まるサイズ感が魅力です。折りたたむことでわずか10.6cmの高さになり、扱いやすさを実現しました。デザインは男女問わず使えるユニセックスで、スーツにもカジュアルにも合う落ち着いたカラーが揃っています。

また、安全性についても徹底しており、SGマークを取得。これは、製品が使いやすさと安全性を兼ね備えていることを示す証です。誤使用による事故を防ぐために、正しい使用方法や取扱説明書も同梱されています。