図書館振興財団の2026年度振興助成事業が発表されました
公益財団法人図書館振興財団は、2026年度に向けた新たな振興助成事業の選定を発表しました。これは、全国の図書館が地域社会の発展に寄与するための様々なプロジェクトが対象となります。
2026年2月20日、厳格な審査を経て選ばれた17件の事業には、合わせて約5,100万円が助成されることが決定しました。この振興助成は、日本の図書館事業の健全な発展を図り、国民の教育や文化の発展に寄与することを目的としています。
助成事業の概要
振興助成事業は、図書館を通じて地域のニーズに応える新しい取り組みやアイデアを支援し、その結果が地域や社会に還元されることを目指しています。2026年度の助成事業は、以下の4つの区分に分かれています。
1.
図書館運営に対する助成
2.
図書館のあり方に関する調査・研究および実践・実験に対する助成
3.
文化・教育資源保有施設のコレクション活用を推進する事業助成
4.
「調べる学習」「読書活動」の推進に対する助成
これらの事業は、地域の図書館に新たな価値を創出し、図書館を活用した学びや交流の場を提供することに貢献します。
助成事業の具体例
特に注目されるプロジェクトとしては、和歌山県御坊市立図書館による「子どものふれあい読書活動推進事業」があります。この事業には約400万円以上の助成が決まっており、地域の子どもたちにとって魅力的な読書環境を提供することを目指しています。
また、長野県のNPO法人上田図書館俱楽部による「市民協働の図書館づくり」も興味深い試みです。市民と図書館が共に成長する姿勢を示すこのプロジェクトには、140万円の助成が付与されます。
さらに、熊本県の熊本大学附属図書館による「熊本地震ライブラリ」事業は地元の災害知識の収集と発信に重点を置いており、地域の人々が安心して暮らせるような環境整備に貢献します。
今後のスケジュール
振興助成の次回募集は2026年秋に予定されており、具体的な日程は2026年9月から10月の期間となります。また、助成先の選定は2027年1月に実施され、2月に決定される予定です。
この助成事業は図書館の新たな価値を生み出し、さらに多くの地域がその恩恵を受けることが期待されています。多くの応募がなされることを願っています。
詳細な情報については、図書館振興財団の公式ウェブサイトをご覧ください。
公式URL:
図書館振興財団