熊本の未来を牽引する採用支援へ
2026年5月20日、インタラクティブ株式会社(沖縄県)と株式会社Evoliv(熊本県)は、熊本県内企業の採用支援及び若年層への求人情報発信力を強化するための業務提携を発表しました。この連携により、両社は熊本に特化した求人マッチングサービス「ジョブアンテナ熊本」と、その求人プロモーションSNS「クマリク」を結びつけ、若者たちの就職活動を支援していくことを目指します。
提携の背景
最近のデータによれば、熊本県の名目県内総生産は6兆7,237億円に達し、前年よりも1.8%の成長を記録しています。その中で、一人当たりの県民所得も増加しており、地域経済は安定した様相を見せています。しかし、雇用市場では有効求人倍率が1.13倍であり、企業は人材の確保に苦しむ状況が続いています。特に新規の求人数は12,113人に対し、求職申込件数は5,487人と、応募したい人と求人を提供する企業の間に乖離があるのが現状です。
若年層の就職活動にも変化が見られ、SNSを活用する学生が増加しています。調査によると、2025年卒の学生の約60%が就職活動でSNSを利用し、67.9%が企業がSNSを活用することが企業理解の手助けになると述べています。このような背景がある中で、両社は強力な連携を行うことで、熊本の雇用市場の活性化に向けた取り組みを進めます。
提携の目的
提携の主な目的は以下の三つです:
1.
SNSでの認知拡大
「クマリク」を通じて、企業の雰囲気や仕事内容を伝える短編動画やSNSコンテンツを提供し、若年層との接点を増やします。文字だけでは伝わりにくい職場環境や仕事内容を視覚的に理解する助けとなります。
2.
応募導線の最適化
SNSで興味を持った求職者を「ジョブアンテナ熊本」へ誘導し、求人情報の確認から応募までをスムーズにつなぎます。
3.
地域人材の活性化
地元で働く選択肢を可視化し、地域企業と若年層のマッチングを通じて地域の経済発展に寄与します。
今後の展開
将来的には、両社は熊本県内の企業が抱える採用課題に応じて情報発信を強化し、SNSと求人サービスとの連携を進めていく方針です。また、求職者が「SNSで企業を認知する」から「具体的な募集要項の確認、応募」といった一連の流れを自然につなげる体験の設計を目指しています。これは、採用活動の新たなスタンダードを築く意図があります。
各社からのコメント
インタラクティブ株式会社の九州エリア統括を務める柴戸健太郎氏は、「ジョブアンテナ熊本」はすでに3周年を迎え、企業と求職者の出会いをスムーズにするためにこの提携が重要だと強調しています。さらに、Evolivの取締役本部長・有川雄汰氏は、若年層が企業を知るための入口としてSNSの重要性を指摘し、両社の連携を通じて熊本での就職を身近に感じてもらえるような情報発信を強化していく意向を示しています。
まとめ
この提携により、熊本の企業の魅力を効果的に発信し、地域の若者にとっての雇用機会を広げていくことが期待されています。熊本の未来を支える取り組みが今、始まります。