テーマパーク利用調査
2025-07-25 18:05:21

国内テーマパーク利用実態調査から見える最新のレジャー動向

国内テーマパーク利用実態調査から見える最新のレジャー動向



株式会社ネオマーケティングが実施したインターネットリサーチにより、2025年7月に開業予定の自然体験型テーマパーク「ジャングリア」を含む、日本のテーマパーク利用についての興味深いデータが明らかになりました。この調査は昨今のテーマパークや遊園地に対する生活者の考え方や実態を把握することを目的に行われ、全国の20歳以上の男女1,000名を対象にしたものです。調査は2025年の7月7日から8日にかけて実施されました。

調査背景


最近、日本のテーマパーク業界では新規施設の開業が盛んで、特にジブリパークやワーナー ブラザース スタジオツアー東京といった話題のスポットが増えています。このような中、日本のパークはコロナ禍を経て再び多くの来訪者を迎えており、国内のテーマパーク市場はますますグローバル化しています。

新たにオープンする「ジャングリア」がどのように受け入れられるのか、また、既存のテーマパークが訪れる人々にどのように選ばれているのか、生活者の意識を探る必要があります。調査の中で、1年以内にテーマパークを訪れたことがある人々にその利用状況や意見を伺いました。

調査結果の概要


調査から得られたデータでは、テーマパーク・遊園地の1回あたりの平均利用金額に関して、「10,000~14,999円」が最も多く、次に「15,000~19,999円」と続きます。特に40代の方々は「30,000円以上」の高額消費が目立ち、この層は子育てが落ち着いて経済的余裕が出てきたタイミングであるため、テーマパークでの支出が増える傾向にあります。

また、テーマパークに訪れる際の時期については「平日」が38.2%という結果が得られ、混雑を避けるための計画的なレジャーが普及していることが分かりました。特に60代の利用者は49.6%が平日訪問を選んでいます。

利用したいテーマパークのランキング


調査では、今後行きたいと思うテーマパークのランキングも明らかになりました。ユニバーサルスタジオジャパンが46.5%で首位、続いて東京ディズニーランド(45.2%)、ディズニーシー(33.3%)が上位に来ています。地方のテーマパークではハウステンボスが10.7%の支持を得ており、存在感を誇示しています。

テーマパークを選ぶ理由


テーマパークを選ぶ際に、利用者が重視するポイントはアトラクションの魅力が67.5%とトップでした。特に20代から50代までの幅広い年代でこの項目が最優先されています。しかし、60代の利用者は「キャラクター・世界観」や「施設の充実度」も重視しており、高齢者には安心して楽しめる場が求められています。

訪問時の同伴者


家族と一緒に訪れる割合が全体で55.0%を占める中、40代の男性は74.7%と非常に高い数値を示し、家族連れの重要性が浮き彫りとなりました。対照的に20代の人々は友人やパートナーと訪れることが多く、この世代の柔軟な利用形態が伺えます。

おわりに


今回の調査結果は、特に新たに開業するテーマパークがどのように生活者に受け入れられるのか、また、既存のテーマパークがどのように選ばれるのかを理解する上で貴重です。この結果をもとに、テーマパーク運営者はマーケティング戦略を見直し、訪問者が求める「非日常体験」を提供できるかどうかが今後の成功の鍵となるでしょう。


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