大分に拠点を置くTMHが韓国半導体市場に挑む
株式会社TMHは、大分県大分市に本社を置く企業で、半導体製造装置に関するメンテナンスや関連製品の越境ECを手掛けています。この度、韓国のグローバル半導体メーカーとの取引機会が拡大し、同社の調達システムへのアクセスが可能となったことを発表しました。
新たなビジネスチャンスの到来
TMHは、韓国の半導体メーカーによる装置調達プロセスへ参加できる体制を整えました。これは、同社がこれまでの装置売買実績により信用を得た結果です。世界中の半導体市場は急速に成長しており、TMHにとって新たなビジネスのチャンスを見出す良い機会となることでしょう。
パートナーシップの構築を目指す
現時点では、個別の契約や受注はまだ確定していないものの、TMHは今後積極的な提案活動を通じて信頼関係の構築や長期的なパートナーシップの実現を目指しています。この一歩が、同社の国際的な展開を加速させるきっかけになることが期待されます。
TMHの企業情報
TMHは、2012年に創業し、2020年には大分県地域牽引企業に認定されました。さらに、2021年には内閣府や経済産業省が主催するアクセラレーションプログラムに参加し、2022年も「NEXTユニコーン」企業として評価されています。このように、TMHは着実に実績を積み上げている企業です。
企業の沿革と受賞歴
- - 2012年3月: 創業
- - 2020年10月: 大分県地域牽引企業に認定
- - 2021年1月: 世界トップレベルアクセラレーターに選出
- - 2021年12月: 日本経済新聞社「NEXTユニコーン」155位
- - 2022年3月: 九州経済産業局「J-Startup KYUSHU」に選定
- - 2022年12月: 「NEXTユニコーン」147位
- - 2023年1月: 大分県ビジネスプラングランプリ最優秀賞受賞
- - 2024年12月: 東京証券取引所グロース市場に上場予定
未来への展望
TMHは、半導体業界の急成長を背景に、更なる事業拡大を目指しています。韓国の半導体メーカーとの取引が実現すれば、国際的なビジネスネットワークが強化され、今後の成長に繋がるでしょう。地域経済に貢献しながら、グローバルな視点での事業運営を推進していくTMHの今後に注目です。