新作ミュージカル特集
2025-07-18 19:33:26

『ディズニー くまのプーさん』新作ミュージカル魅力に迫るインタビュー特集

新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』の魅力



『ディズニー くまのプーさん』が、再び日本を巡る新作ミュージカルとしてロールアウトします。2025年に予定されているジャパンツアーでは、名古屋、大阪、福岡、東京、埼玉、横浜と、全6都市をめぐります。今回は、昨年に引き続き日本版演出補を担当する岸本功喜さんと、翻訳を手掛ける小島良太さんのインタビューを通じて、この新作ミュージカルの魅力や創作の裏側に迫ります。

演出補岸本功喜氏の思い



岸本さんは、「昨年のジャパンツアーで多くの反響をいただいたことが、今回の再演の決め手でした。幅広い世代に愛されている『くまのプーさん』を、より多くのお客様に届けられることが嬉しい」と語ります。特に、小さなお子様を連れたファミリーが多く訪れることに注目し、観劇のハードルが下がり、作品を楽しみやすくなるよう努力しているとのこと。

「この作品はアニメーションとは違った体験が詰まっており、観客がパペットの魅力にどっぷりと浸っていく様子が、我々にとっての目標でもあります」とも述べています。岸本さんは、役者とパペットの相互作用を大事にし、リアリティを高めることに力を注いでいるのです。

翻訳家小島良太氏の視点



小島さんは、翻訳において「日本語版アニメーションとの一貫性を保つこと」が最重視したポイントだと言います。「観客が親しんできた表現を大切にし、プーさんやティガーのセリフを自然な形で表現することに苦労しました」と話します。

また、小島さんは「この作品では、パペットたちが生き生きと動き回る姿を観客に届けることが重要で、それを日本語で表現するためには多くの工夫が必要でした」と振り返ります。彼の翻訳は、原作への愛情を感じさせるものであり、観客が心地よさを感じられるよう配慮されています。

パペットの魅力



このミュージカルの特筆すべき点は、精巧に作られた等身大のパペットです。観客は、パペットたちが自らの意思を持ったかのように動き回る様子を目の前で楽しめます。岸本さんは「パペットを持つ役者が、パペットの視線で演じることが必要です。それにより、キャストが見えなくなり、観客が驚くほど没入できます」と説明しています。

また、ジョナサン・ロックフェラー氏の演出も絶賛されており、緻密なディテールにこだわりを持つ彼の作品には、くまのプーさんらしいユーモアや温かみがちりばめられています。その細かな仕草や表現に注目することで、作品全体の印象が大きく変わると岸本さんは語ります。

今後の観劇を検討している方へ



これから観劇を考えている方には、小島さんが「くまのプーさんとピグレットの会話が本当にリアルで、彼らの関係性を通して多くのことを感じていただけると思います」と伝えています。岸本さんも、「生のエネルギーを感じることは非常に貴重です。この作品やキャストのエネルギーは、劇場でしか味わえないものですので、ぜひ体験しに来てほしい」と強調しています。

新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』で、100エーカーの森の冒険を体感し、プーさんたちの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。さまざまな年代の方が楽しめるこの作品は、きっと心に残るひとときを提供してくれることでしょう。


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