函館産昆布を使用したセブン‐イレブンの新商品の魅力
株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、8月1日から北海道の店舗994店で、函館産の昆布を使用した新たな商品を展開します。これらの商品は、おいしいだけではなく、地域の水産資源を持続可能に利用する取り組みにも寄与しています。
おにぎりと冷たいラーメンの詳細
一膳御飯おむすび道産秋鮭と昆布
価格は198円(税込213.84円)。お茶碗一杯分のご飯を使ったこのおむすびは、北海道の旨味を凝縮しています。具体的には、北海道産の秋鮭と函館産の昆布を使用しており、鮭から取った出汁と一緒に炊きあげることで、豊かな旨味を実現しています。そのため、食べ応えも抜群です。
冷たい函館塩ラーメン
560円(税込604.80円)。函館を代表する「真昆布」を使ったこの冷たいラーメンのスープは、昆布の甘みと優しい旨みが絶妙にマッチしています。さらに、北海道産小麦を使用した中華麺と噴火湾産の帆立がトッピングされており、贅沢な一杯に仕上がっています。
環境への配慮
温暖化や磯焼けの影響で昆布の生育が困難になった現在、函館地域では「函館マリカルチャープロジェクト」が始動しています。このプロジェクトは、産学官が連携して海藻の繁殖を促進し、持続可能な海の資源を守ることを目指しています。セブン‐イレブンもこのプロジェクトに賛同し、函館の海の環境保護に貢献しています。
今回の昆布は、2025年からこのプロジェクトに参画する株式会社WMIから調達されています。WMIは「海とこんぶの森プロジェクト」を立ち上げ、函館市と協力して藻場の再生に取り組む企業です。
今後の展開
セブン‐イレブンでは、美味しさを追求しながら地域の課題解決に向けた商品開発を続けていく方針です。今後も地域資源を活用した商品展開には期待が高まります。
これまでの取り組みとして、2024年11月には青函ツインシティ提携35周年を記念して藻場再生プロジェクトへの寄付が計画されており、地域との関わりを強める姿勢が見られます。
最後に
独自の取り組みを通じて新商品を展開するセブン‐イレブンの「秋鮭と昆布のおにぎり」と「冷たい函館塩ラーメン」。これらの商品は美味しさだけでなく、地域の環境保護にも貢献する意義深い商品です。是非、北海道に立ち寄った際には、ご賞味ください。