熊本ヴォルターズ、ふるさと益城町でのバスケット教室開催
2013年に設立された熊本ヴォルターズは、2025年11月6日に益城町でバスケット教室を行うと発表しました。この教室は、地域の子どもたちとの交流を深めることを目的としています。熊本地震から9年半が経過し、地域の復興を支援する意味でも、今回のイベントは特に重要なものとなっています。
開催背景と復興の軌跡
2016年4月に発生した熊本地震は、益城町に大きな影響を及ぼしました。熊本ヴォルターズも、益城町総合体育館をメインアリーナとして活動しており、地震後は多くの困難を乗り越えてきました。体育館の建て替えが完了し、2022年12月には待望の公式戦が再開。以来、毎年、地域の魅力を発信する場として活用されています。
バスケット教室の詳細
このバスケット教室は、益城町に住む小学4年生から6年生の約30名を対象に、18:30から20:00まで、益城町総合体育館のサブアリーナで行われます。参加する選手は、#13 長島蓮選手(4年目)と#31 山田安斗夢選手(2年目)、そしてアシスタントコーチの遙天翼コーチです。遙コーチは熊本ヴォルターズで選手として活躍した後、支援活動を行ってきた経歴を持ちます。
教室では、基礎技術の習得や、楽しみながらのゲーム形式の練習が予定されており、参加者は練習終了後に、行われる公式戦の観戦にも招待されます。これは、地域の子どもたちにバスケットボールの楽しさを伝える良い機会です。
公式戦と特別ゲスト
教室の直後、2025年11月8日と9日には、益城町総合体育館で熊本ヴォルターズの公式戦が開催されます。この試合では、対戦相手のベルテックス静岡を迎え撃ちます。8日(土)には、益城町出身のシンガーソングライターであるLeolaさんのゲスト出演が決まっており、凱旋ライブが行われる予定です。地域の皆さんに喜んでもらえる、素晴らしいイベントになることでしょう。
地域への恩返し
熊本ヴォルターズは、巨人のごとく地域に根ざしたクラブチームとして、日々成長してきました。今回のバスケット教室は、その成長過程における地域への恩返しの一環でもあります。選手たちは熊本の誇りを胸に、地域の支援に取り組んでいくことを明言しています。
公式戦のチケットも販売中で、残りわずかとのこと。ぜひ、この機会に益城町を訪れ、スポーツの魅力と地域の活気を体感してみてください。熊本ヴォルターズの最新情報は公式ホームページでも確認できます。地域とともに歩む熊本ヴォルターズに、ぜひご注目ください!