木の葉こども園が生成AIを駆使して保育が進化するイベントを開催

木の葉こども園が生成AIを活用した新しい保育イベントを開催

熊本県熊本市に位置する木の葉こども園が、生成AIを活用した「ウォーキングスタンプラリー」を2025年11月に開催します。このイベントは、秋の美しい自然の中で親子が謎解きを楽しむという“自然×学び×冒険”的な体験を提供します。

生成AIによる新たな保育の可能性

この取り組みは、合同会社ララハートの生成AI活用研修を受けた園職員たちによって実現しました。これまでは外部に依頼していた企画やデザインを自園内で制作することで、保育現場に新たな可能性をもたらしています。生成AIは、イベント実施に関わる企画やスタンプラリーアプリ、案内サイト、キャラクター、CGアニメ、動画、そしてテーマソングの制作に至るまで、多方面で利用されています。

ウォーキングスタンプラリーの詳細

木の葉こども園が主催するこの「ウォーキングスタンプラリー」は、スマートフォンでQRコードを読み取ることで簡単にスタートします。親子が自然の中を歩きながらクイズに挑戦し、コミュニケーションを深めつつ新しい発見を楽しむことができます。

- 開催期間: 2025年11月1日〜30日
- イベントPRサイト: 公式サイト

自律的な発想を育てる環境の整備

生成AIの導入により、園職員が自らイベントの世界観を構想できるようになり、各自がストーリーや素材を創出できるまでに至りました。これにより、教育現場における保育者自身の企画力が高まり、より多様な表現が可能になっています。以前は制約のあったアイデア実現が、今では実現可能なものとなり、保育の質が一層向上しています。

特別企画「くまもと花博2025」とのコラボレーション

また、イベント期間中には「くまもと花博2025」との特別コラボ企画も予定されています。

- 花博特別コース実施日: 2025年11月22日〜24日

地域の大きなイベントと連携することで、木の葉こども園の取り組みを広く発信する絶好の機会となることでしょう。詳細はこちらをチェックしてください。

保育者の創造力を解放するAIの活用

熊本市の木の葉こども園では、職員一人ひとりが自分の「やってみたい」を形にできる環境を整えています。生成AIは構想やデザイン制作を助け、保育者たちの創造力を引き出し、地域や子どもたちの姿をより自由に表現する手段となっています。これにより外部委託に依存せず、園の物語や地域の魅力を自ら発信することが可能となりました。

共創の発展と地域連携へ

木の葉こども園は今後も、生成AIを「子どもと保育者をつなぐ創造のツール」として活用し、地域との連携や園内研修にも力を入れていく予定です。この取り組みに関わっている株式会社と団体、例えば合同会社ララハートやHER CAN、熊本こどものとも社などは、教育の未来を見据えた支援を行い、熊本発の新たな保育モデルを全国に広めていくとしています。