ユニバーサル・スタジオの新たな挑戦
2025-11-06 15:07:33

ユニバーサル・スタジオで環境保護〜廃食油から生まれたバイオディーゼル燃料によるイルミネーション

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの新しい挑戦



ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が新たに開始するのは、廃食油を再利用した100%のバイオディーゼル燃料を利用したイルミネーション「グリーン・ストリート・イルミネーション」です。この取り組みは、CSRのスローガン「LOVE HAS NO LIMIT」に基づく環境保護活動の一環で、来る2025年11月18日から始まります。

今回の取り組みでは、パーク内のレストランで使用された廃食油から精製されたバイオディーゼル燃料を活用します。具体的には、ポテトの揚げ油などが再利用され、最終的には全体の約80%がバイオディーゼルとして生まれ変わります。この燃料を利用して形成される「グリーン・ストリート」は、緑に包まれたエリアです。たっぷりの自然に囲まれたこの通りで行われるイルミネーションは、夏の猛暑の緩和を目的として作られました。

環境問題への真摯な取り組み



USJは、さまざまなサービスを通じて育まれる再利用可能な資源の活用に力を入れています。今回のイルミネーションは、環境保護のための重要な施策。2024年11月22日には、アトラクション「ジョーズ」のボートエンジン燃料としても、バイオディーゼル燃料を5%混合の軽油として利用することが決まっています。このような取り組みを通じて、循環型社会の実現を目指しています。

バイオディーゼル燃料の利活用



「循環型社会推進プロジェクト」は、環境負荷の軽減を目指し展開されているUSJの重要な取り組みの一つです。このプロジェクトでは、使用済みの廃食油だけでなく、生ごみの液肥化や工事シートのアップサイクルバッグの開発など、さまざまな取り組みが行われています。

生ごみを液肥として利用するために、生ごみ処理機を導入し、食品廃棄物の減量と有効活用を進めています。また、工事の際に使用するシートも、役目を終えた後は廃棄するのではなく、アップサイクルバッグとして再利用しています。これは、パーク内の資源を最大限に活かすための創意工夫に満ちた試みです。

未来を見据えたエンターテイメント



USJは、エンターテイメント業界における革新を続けていますが、その中でも環境意識は重要なテーマです。「LOVE HAS NO LIMIT」というビジョンのもと、ゲストの笑顔が広がる未来を見据え、地域貢献やインクルージョン、環境の3つの分野で積極的に活動を行っています。

「グリーン・ストリート・イルミネーション」は、ただの美しい光のショーではなく、訪れる人々に対し、環境の重要性を教え、持続可能な社会の実現を示す一歩でもあります。これからもUSJは、超エンターテイニングな創造力を持って、未来に向けた様々な取り組みを行い、子どもたちの笑顔あふれる世界を目指してまいります。

取材のお申し込みについて



イルミネーション試験点灯は11月13日に行われる予定です。メディア関係者の方は、取材の希望がありましたら広報室までご連絡ください。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、単にアトラクションを提供するだけでなく、訪れる全てのゲストに「超元気」の体験を提供する特別な場所です。エンターテイメントの常識を超えるその取り組みに、ぜひご注目ください。


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